【人生の先輩に学んだ本当に役立つ裏技】生活のふとした瞬間はもちろん、災害時にも役立つ生活の裏技をお届けする新企画。ユーチューブでライフハックを紹介している岩川鉄兵氏に便利技を伝授してもらおう。思わず試してみたくなる月イチ連載だ。

10年ほど前にユーチューブでの動画投稿を始めた岩川氏は、現在39・4万人のチャンネル登録者を持ち、995本の動画を投稿している。

「もともと雑学が好きだったのですが、シニアの友達や知り合いが多く月に1度くらい飲みに行ったりしていました。その際に生活の知恵のようなライフハックの技を教わって、ユーチューブに動画を投稿して教えてもらった人たちに実践したことを伝えていました。始めたころに投稿していたライフハックはシニアの方たちに教わったものですが、最近は他のサイトなどで調べたものもありますし、動画を見てくれた人から教えてもらったものもあります。中には実際にうまくいかなかったものもたくさんありますよ」(岩川氏)

 というわけで、毎月、厳選した3つのライフハックを紹介しつつ、岩川氏に【やり方】を解説してもらい、記者が実際に試してみます。今月はコチラ!

突然のご祝儀にも対応! お札のシワを伸ばす

【やり方】水250ミリリットルと洗濯のり大さじ1を混ぜた液体を霧吹きの容器に入れ、シワが目立つお札の裏と表に吹きかけます。その後、低温に熱したアイロンをお札にあてると、お札のシワが奇麗になります。また、大根やじゃがいもなどのでんぷんを使ってもシワを伸ばすことができますよ。

【実践!】霧吹きでお札を濡らしたあと、アイロンをあてると見事にシワが伸びました! 大根のすりおろしを使っても同じようにシワが伸びます。においもまったく気になりません。ただ、古いお札にあるような破けそうなくらいの古い折りシワは少し残ります。古すぎない程度のお札であればこの方法で結婚式のご祝儀などにも対応できますね。

いつでも追加OK! ゴミ袋の固結びを解く方法
きつくひねり、結び目に向かって押していくと…あら不思議、ほどけるんです
きつくひねり、結び目に向かって押していくと…あら不思議、ほどけるんです

【やり方】固く結んだ袋の片方の端をクルクルとひねり、細い棒のような形を作ります。それを結び目に向かって押していくと簡単にほどけます。

【実践!】ゴミ袋をしばった直後にゴミが出てくることってありますよね。でも、固くしばっちゃったのでほどけない(悔しいんですよね、あれ)、そんなときの裏技です。袋の端をきつくひねり結び目に向かって少しずつ押していくと…あら、不思議。徐々に結び目がほどけてきて簡単に袋を開封することができました。これなら、いつでもゴミを追加できますね。

災害時に! アルミホイルで乾電池代用
組み合わせて使いたい乾電池と同じサイズに丸めると…ライトがつきました!
組み合わせて使いたい乾電池と同じサイズに丸めると…ライトがつきました!

【やり方】適当な大きさにカットしたアルミホイルを乾電池と同じ幅になるように折ります。今度は乾電池と同じ大きさになるように丸め、懐中電灯などにアルミホイル、乾電池の順番に入れます。すると電池1つでも明かりがつきます。

【実践!】半信半疑でやってみましたが、本当にアルミホイルと電池で明かりがつきました! コツとしては、アルミホイルが少しでも大きすぎると本体の中に入りにくくなってしまうので微調整しながらアルミホイルを丸めていくといいと思います。災害時に懐中電灯の電池が切れていても応急処置ができるので知っておいて損はないですよ。

 ☆いわかわ・てっぺい ユーチューブチャンネル【Benri Lifehack】で身近なものを使ったライフハック技を紹介。フェイスブックでは英語を使い世界に向けてもライフハックを発信している。