大手家電量販店担当者が4機種厳選 1万円台から楽しめるレコードプレーヤー

2021年11月28日 10時00分

ビックカメラ新宿東口店にはスピーカーがズラリ(東スポWeb)
ビックカメラ新宿東口店にはスピーカーがズラリ(東スポWeb)

 アナログレコードブームが再燃して久しい。新譜をアナログでリリースするアーティストも圧倒的に増加した。デジタルオンリーでアナログ未経験の若い世代や、古いレコードをお持ちの世代でも「家でゆっくりレコードを聴いてみたい」と思っている方は多いはず。今回は1万円台からレコードを楽しめる最新型プレーヤー4機種を、「ビックカメラ新宿東口店」のオーディオ担当で統括責任者の阿部友彦さんが紹介してくれた。(協力・ビックカメラ新宿東口店)※各機種の写真は関連記事に!


【「SONY PS-LX310BT」(店頭価格2万5750円)】この価格帯で一番売れているのが、ソニーのこのモデルです。アンプとスピーカーが必要になりますが、Bluetooth端子がついてますので、機器を接続すればスピーカーに音を飛ばすことが可能です。

 もしアンプやスピーカーを揃えるのでもこの価格に見合うものなら、バランスを取って7万~8万円で収まるかと。音を飛ばしてヘッドホンで聴くだけでも、十分レコードを楽しめます。音質も良く、ジャンルを問わず、ソニー独特のきれいでフラットな音を出すのが特徴です。いろんな使い方ができるという点で人気のある機種です。


【「IONオーディオ Max LP」(店頭価格1万570円)】アナログレコードを聴きたいけれど、アンプやスピーカーも何もないという初心者の方にオススメなのがION(アイオン)オーディオという英国メーカーのモデルです。レコードを置いて針を落とすだけ。スピーカーも左右に内蔵されているので「手軽にレコードを楽しみたい」という方には最適です。今、市場でも人気がありますし、お求めやすい価格になっております。USBで接続して音楽をパソコンに取り込んだり、アンプにつなげてグレードアップしたりもできます。お手頃さという点では一番のオススメです。


【「DENON DP-450USB」(店頭価格6万8200円)】ひとつグレードを上げるとなりますと「プレーヤーといえばDENON」のこの機種です。アンプとスピーカーが必要になりますが、ご紹介した他の3機種が第一歩とすれば、こちらがワンランク上のステップアップした機種になります。

 トーンアームとスリップマットも最新型で、ワンランク上のアナログを楽しみたい方へオススメです。ダストカバーにジャケットを飾れる珍しい最新型です。USB機能と専用のソフトもついており、MP3とWAV音源用の端子もついていますので、お好きなフォーマットで音源を落とすことも可能です。今年のアナログプレーヤー・グランプリも獲得しており、音質はやはり一段とグレードアップしています。DENON特有の柔らかいサウンドが特徴です。

 おうち時間が増えているせいか、実は9月に比べ10月はアナログプレーヤーの売り上げは2倍になりました。ハイレゾが一般化したと同時に、アナログの人気も再燃してきました。アナログの魅力は音の広さと深さと温かさ。CDに比べれば、樹木と金属のようなものでしょうか。

 ハイエンドになりますと、ご予算にもよりますがいろいろな組み合わせが楽しめます。一般的に比率配分はスピーカー5割、アンプ3割、プレーヤー2割といわれており、バランスが大事になります。ハイエンドに限らず、入門編の機種でも、レコードにご興味のある方は、詳しくご説明させていただきますので、当店にお越しいただいて実際の機種と音に触れていただきたいと存じます。


【「IONオーディオSuperior LP」(店頭価格1万9800円)】レトロ感があり昭和のラジオをイメージしたデザインでインテリア性も十分ですが、他のモデルと違う点は、USB端子に加えカセットテープ機能もついているところ。レコードの音をデジタルにもカセットにも落とせますし、まだカセットテープをお持ちの年配の方でもお楽しみいただけます。
 アナログ、CD、ラジオ、スピーカー(2W×2W)、USB、Bluetooth機能も備えた「6インワン」の機種になっています。レコードのみならず、これ1台で全部のフォーマットを補えます。