【辛口家電診断】衣類スチーマーで服も心も元気に!

2021年10月24日 10時00分

日立「衣類スチーマー CSI―RX3」
日立「衣類スチーマー CSI―RX3」

 アイロン台を出さず、高温の水蒸気をかけるだけで衣類を“元気”にしてくれる衣類スチーマー。アイロンをかけるのが難しい形の衣類などにも使え、気になるニオイも取れることから人気を集めている。注目製品の特徴をプロレビュアーの石井和美氏に教えてもらおう(関連記事にも写真あり)。

女性にとって衣類スチーマーはありがたい存在です。例えば、肩のところが膨らんだ形になっているパフスリーブの服やフリルのついた服などはプレス式のアイロンでは奇麗にしわを伸ばすことや形を整えることができません。そういった服に対して、大活躍してくれるのです。

 一方、スチームを使ってニオイが取れる点は、特に男性から支持されています。製品によってスチームの量や出方が異なるのですが、しわを伸ばすだけでなく、ニオイを取ることもできるのです。仕事帰りに焼き肉屋さんに行ったときなど、服のニオイが気になったときはスチームを吹きかけるだけでかなり取れます。服だけでなくカーテンなど、お部屋に染み付いたニオイを取るためにスチームを活用している人もいます。

 なお、私も衣類スチーマーを普段から使っていますが、衣類を引っ張ってしわを伸ばしながらゆっくり当てるなど、使い方には少々コツがいります。さらに、シャツの襟をパリッとさせたり、ズボンに折り目を付けるときにはやはりプレスが必要になります。そのため、プレスもできる衣類スチーマーがオススメです。

【ダントツの持ちやすさと使い心地】

 ◆日立「衣類スチーマー CSI―RX3」(9790円)

グリップの位置や太さが持ちやすい作りになっていて、とっても軽いかけ心地です。細かいスチームが安定して連続噴射するほか、本体がひし形なので上下や左右の移動がスムーズで、楽に使うことができます。また、ブラシのアタッチメントを付ければ衣類のホコリを取ったりすることもできますし、低温表示の衣類にも当て布なしで使うことが可能です。

 スチーム量は1分間に13グラムなので割と多めなのに加え、立ち上がり時間も30秒と比較的早め。そういった意味でもバランスの良い製品だと感じました。

【気になる部分にサッと使える】

◆東芝「コードレス衣類スチーマー La・Coo S(ラクーエス)TAS―X5」(1万1230円=本紙調べ)=後継機種TAS―X6が11月上旬から発売予定

 衣類スチーマー業界では珍しいコードレスでも使用可能な製品(もちろんコードをつなげて使うこともできます)。ただ、コードレスで使う場合は、約1分半しかスチームが出ません。蓄電式なので、その都度給電する必要がありますが、時間がない朝などに、しわが気になる部分にサッと使える点は良いと思います。

 コードありで使えば、最長で約7分10秒スチームが出るので厚手のジャケットなどにも使うことができるはず。ちなみに、スチーム量は1分間に最大12グラムで、一般的な量だと思います。

 普通のアイロンとしても使うことができ、本体の形は力をかけてプレスしやすい形状。さらに、かけ面の先がとがっていることで衣類の端までアイロンがかけやすくなっています。

 ※本紙調べはヨドバシ・ドット・コムの価格を掲載(2021年10月18日時点)

 ☆いしい・かずみ 家電プロレビュアー。家電レビュー歴15年以上。茨城県に家電をレビューするための一戸建て「家電ラボ」を開設、冷蔵庫や洗濯機などの大物家電のテストも行う。実際に製品を使用した上での的確なコメントに定評あり。 

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