【奇天烈SHOP】「クリアカラーリコーダーペン」「(株式会社エール、65円)笛吹けど心躍らぬペン

2021年05月23日 10時00分

【写真右】吹けば一応、音は出ます。でも穴を押さえても音程の変化は微妙【同左】このポップの文章に腰から力が抜けた

 音楽の授業で使った縦笛、リコーダーの形をしたボールペン。音が出る部分(足部管=そくぶかん)がキャップになっており、文字を書く際は外して使います。

 写真が白黒で恐縮ですが、実物は透き通ったブルーのプラスチック(店には他にもイエローやパープルもありました)でできていて、首にかけるためのストラップもついており、ヒモ中央(両端?)の黒い部分は2つに分かれるので、頭の鉢の大きい人でも安心です。

 形自体は割とちゃんと作られていて、ひと目でリコーダーを模した文具なんだなと分かります。でもさすが中国製というか、指で押さえて音程を変える穴が4つしか開いてない。当然、親指で押さえる裏側の穴もなし。あといくつか開けるだけなのに、惜しいところです。吹く部分には材質の違う白いプラスチック部品を使って、きちんと吹き穴(ウインドウェイというそうです)まで細かく再現していて、吹けば音も出るというのに。

 まあ、残念な造形はしつこく追及してもヤボってもので、今回一番、脱力したのは、実はこれを買い求めた某雑貨店の売り場にあった商品ポップなのであります。

「リコーダーに見えるけどリコーダーじゃない!? 実はこれペンなんです」

 …「見えるけど」って、このペンたった16・5センチしかないんですよ? あの、ランドセルの横に刺すと吹き口がはみ出すサイズじゃないんですよ?

 店員さんの“ちょっとでも売り場を楽しげにしたい”という意欲は買いますが、笛吹けど踊らずって印象は消せず。

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