家飲み&リモート飲みではじける“バズり酒”大特集!

2021年04月04日 10時00分

家飲みでバズる酒

【チマタのハヤリ】コロナ禍2年目の春は、宴会ができずに桜が散り、歓送迎会もせずに新年度を迎え、のんべえには我慢の日々。せめて家飲みやリモート飲みは楽しく…というワケで、気分が上がり、話のネタにもなる今春の“バズり酒”を大特集! 家飲み需要の拡大で酒類販売は好調に推移しており、各社から注力商品が出揃ったので、要チェックだ。

【日本酒】今春、酒類業界で話題なのは、山梨銘醸㈱が3月18日から公式サイトで受け付けを開始した「アラン・デュカス スパークリング サケ」(写真①=税別5000円)。日本酒「七賢」で知られる同社が、フレンチの巨匠、アラン・デュカス氏と共同開発したスパークリング日本酒だ。

 シャンパンと同じ瓶内2次発酵で、水の代わりに日本酒で醸造し桜樽で熟成するという世界初の製法により、繊細な泡とともにはじける果実感、樽由来の甘みと苦みを実現。

「七賢スパークリング」で新たなカテゴリーを世界に発信した同社だけに、米由来の発泡酒ならではの逸品に仕上がっている。日本を含む世界中の同氏のレストランで乾杯酒として提供されるが、予約の取れない名店ばかりなので、ネットで買えるなんて!と発売前から評判だ。

【RTD】家飲み頻度が増えたことで、開けたらそのまま飲めるRTDが伸長し、酒類市場をけん引している。

 アサヒビール㈱が3月9日に発売した「アサヒ贅沢搾り期間限定パイナップル」(写真②左=税別141円)は、パイナップル果汁をぜいたくに使った缶チューハイ。昨年のキャンペーンの景品として開発されたが、商品化を望む声が多く、今回の全国発売に至った。同時に既存の5フレーバー(グレープフルーツ、桃、キウイ、レモン、ぶどう)もリニューアルし、従来以上に熟した食べ頃の果実のような味わいに…。

 薩摩酒造㈱が4月6日から出荷し、全国のコンビニ限定で発売する「神の河ハイボール」(写真②右=税込み198円)は、長期樽貯蔵の本格麦焼酎「神の河」を炭酸で割ったRTD。ホワイトオーク樽で3年以上熟成させたふくよかな香りと、まろやかな味わいを堪能しながら、炭酸の爽快感も得られる黄金比率の本格焼酎ハイボールだ。

【クラフトビール】ビール市場が低迷する中、クラフトビールは好調で、固定ファンが多い醸造所の限定商品はすぐ完売するほどの人気だ。

 個性的なクラフトビールを世界に届けるファーイーストブルーイング㈱からは、限定商品が続々登場! 3月3日発売の「ホップフロンティア ジューシーIPA」(写真③下左=オープン価格)は、最新のホップ理論と先進的な醸造技術を用いたもの。世界的なクラフトビールのトレンドであるホップのジューシーさを引き出すことに焦点を当てており、トロピカルな香りと濁りのある見た目が特徴だ。

 3月26日には人気のロースタリー(焙煎所)とコラボし、スペシャルブレンド豆のフルーティーな酸味とロースティーな味わいが楽しめる「バイシクルコーヒー セゾン」(写真③下中=同)、3月30日にはオークとアカシアの樽で17か月熟成後に甜茶とブレンドした「オフトレイル パーフェクトテン」(写真③下右=同)も発売。公式サイトでは一部品切れなので、酒販店などで見掛けたら即買いすべし。

 一方、SNSで話題のクラフトビールブランド「CRAFT X」を展開するMOON―X㈱は、限定商品「日向夏IPL」(写真③上左=税別5本3600円)を3月15日から公式サイトで発売。宮崎ひでじビール㈱と宮崎・日南市の柑橘農家「緑の里りょうくん」との共創で誕生し、日向夏の香りと味わい、ラガーらしいクリアなノドごしとキレがウリだ。定番商品の「クリスタルIPA」(写真③上右)と詰め合わせた飲み比べセットが好評で早くも品薄とか。

【ツマミに合う酒】居酒屋などとは違って家では何をアテに飲むか迷うが、ツマミとの相性を追求した酒が相次いで登場している。

 サクサク食感と爽やかなうまみが病みつきになる「イカ天瀬戸内れもん味」(まるか食品)にマッチする味わいに仕上げたのが、アサヒビール㈱が3月16日に発売した「イカ天瀬戸内れもん味にぴったりの麦焼酎 かのか」(写真④左=税別1450円)。

 レモンの酸味が効いたイカ天との相性を重視し、リンゴのようなフルーティーで爽やかな香りと味わい、すっきりした後味の麦焼酎となっている。1993年に発売し、現在は飲用者の約7割が50代以上という「かのか」初のコラボ商品なので、普段から愛飲しているオトーサンこそ、その違いに驚くはず。

 濃厚な味が特徴の「明治北海道十勝スマートチーズ」(明治)と合うのは、㈱石見麦酒が3月23日に公式サイトなどで発売した「スマチービール」(写真④右=税別各600円)。

 ㈱明治が同社に開発・製造を依頼し、両社の社員や同スマートチーズのファンが、味や香りを吟味して開発したクラフトビールだ。2種類のチーズ「チェダーブレンド」と「パルメザンブレンド」に合う味を追求していて、うまみが濃厚な前者はコクと苦み、芳醇な香りの後者は白ワインのような味わいが、それぞれ楽しめるビールとなっている。

【酒のアレンジ】日本酒「久保田」と食のセレクトショップ「ディーン&デルーカ」がコラボして、日本酒を使用した限定メニューを3月8日から「ディーン&デルーカ カフェ丸の内」で販売中。「純米大吟醸ホワイトチョコレート」(写真⑤右=税別520円)と「純米大吟醸ジェラートのアフォガート」(写真⑤左=同560円)で、凜とした甘さとキレが融合した「久保田 純米大吟醸」は意外に甘い物とも相性がいい。

 朝日酒造㈱が伝授する純米大吟醸のアレンジは(1)市販のホワイトチョコレートドリンクに1対1の分量で合わせる(2)濃厚タイプのバニラアイスに少しかけ、イチゴジャムを添える。エスプレッソをかけても…。リモート飲みで教えてあげれば、女性に喜ばれそう。

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