【チマタのハヤリ】男でもできる賢い冷凍術 〝冷凍王子〟西川剛史氏が伝授

2020年11月01日 10時00分

左上から時計回りに「冷凍卵のしょうゆ漬け」、「低糖質クロワッサン」㊨と「低糖質菓子パン」、「青の洞窟 GRAZIA」、「魯肉飯」

 今年は冷凍食品100周年ということをご存じだろうか? 外食や買い物が制限されるコロナ禍において、巣ごもり需要の拡大により冷凍食品が好調で、新商品も続々と登場している。そこで今回は、メディアに引っ張りだこの“冷凍王子”こと、冷凍生活アドバイザー・西川剛史氏が“男性でもできる賢い冷凍術”を伝授。併せて、進化を続ける最新冷凍食品も紹介しよう。

 日本の冷凍食品は1920年に北海道・森町で本格的な冷凍工場が建設されたのが始まり。冷凍の“凍”(トウ=10)と冷凍食品の管理温度であるマイナス18度以下にちなみ、10月18日は“冷凍食品の日”と制定されており、西川氏が審査員長を務める「冷凍レシピコンテスト」が開催された。

 もはや忙しい現代人の生活に欠かせないのに、いまだに冷凍食品=手抜きと思っていて、食卓に出すと女性は罪悪感、出された男性は落胆…なんてこともあるのでは?
「冷凍食品を使うことは手抜きではありません。コロナの影響で買い物の回数を減らしたい今こそ、手軽に健康的な食生活を送る手段として、保存が利く冷凍食品や冷凍した食材を、上手に活用してほしいですね」(西川氏)

 冷凍すればおいしさ・食感・栄養をキープでき、作り置きして時短になり、まとめ買いとフードロス削減で節約にも…。さらには、凍らすことで食感が変化したり、栄養価がアップするものもある。

 冷凍のルールは①余ったからではなく新鮮な状態で②均一に冷凍できるよう同じカットサイズに揃えて③使いやすい量を小分けにして④酸化・乾燥防止に保存袋内の空気をしっかり抜いて⑤なるべく早く冷やすため薄く平らに広げて冷凍する。

 同氏の著書「ぐぐっと時短&もっと絶品! 決定版 感動の冷凍術」(宝島社)で特にマネしたいのは「下味冷凍」。あらかじめ食材に下味をつけてから冷凍する方法で、調味液でコーティングすることにより酸化と乾燥を防ぎ、味が染み込み、食材がしっとり仕上がる。例えば、豚こま切れ肉+焼き肉のタレ、鶏もも肉+オリーブオイル+塩などという具合に下味冷凍しておけば、あとは焼くだけでもおいしい。

 冷凍保存の必需品は、ジッパーバッグ市場シェアトップの「ジップロック」(旭化成ホームプロダクツ)。パチパチと閉まった感じが指先でわかるウルトラジッパーと内側からは開きにくい密封ジッパーの2種類が、スムーズな開閉性と高い密封性を両立している。

 より使いやすくなって、5シリーズ・16種類が11月9日にリニューアル発売されるが、下味冷凍に便利なのは「ジップロック フリーザーバッグ」(S20枚入り税別350円~)。開け口部分につまみと凹凸の滑り止め加工がついて、料理中の濡れた手でも扱
いやすい。
 ジッパーバッグで男性でも簡単に作れる西川氏考案の「冷凍卵のしょうゆ漬け」は、酒のツマミやご飯にのせて飲んだ後のシメにもなる絶品レシピだ。

【冷凍卵のしょうゆ漬け】
<材料>卵3個、しょうゆ・みりん各大さじ3、青じそ3枚、いりごま適量
<作り方>①卵を殻ごとラップで包み、保存袋に入れ、丸1日以上冷凍②卵のラップをはがして、水を張ったボウルに入れ、20~30分流水解凍③黄身だけを取り出し、しょうゆとみりんに10分程度漬ける④青じそを敷いて黄身をのせ、いりごまをふる

 最新冷凍食品の中から本紙厳選の3品を紹介! まずは「ロイヤルホスト」で知られるロイヤルグループが、昨年12月からECサイトなどで展開している「ロイヤルデリ」(ロイヤルホールディングス)。セントラルキッチンでプロが作った料理を急速冷凍した一品で、内食需要の変化を受け、“世界各国の料理を楽しめるフローズンミール”という新テーマのもとにリブランディングされ、全25品から45品に拡充。アジアや欧米といった新たなカテゴリーを加え、台湾の「魯肉飯(ルーローハン)」(税込み650円)、フランスの「オマール海老のビスク」(同460円)など、世界の料理で旅気分も味わえる。

 続いて人気の冷凍パンの中で罪悪感がないのは、ECサイトで販売中の「低糖質パン」(トゥエンティーフォーセブン)。低糖質とおいしさを両立し、糖質最大81%オフの「低糖質クロワッサン」(6個入り税別1990円)と「低糖質菓子パン」(8個入り同2990円)を発売した。

 前者は日本初のフランスパン専用小麦粉を開発した製粉会社の協力で小麦粉同様のおいしさを追求した低糖質ミックス粉を使い、関東に40店舗以上展開するパンメーカーの職人が27層に焼き上げた生地でパリッとした食感を実現。後者は絶妙な甘さの「濃厚チョコたっぷりパン」「なめらかカスタードのクリームパン」「北海道十勝つぶあんのあんバターパン」「コク深いピーナッツクリームパン」の4種類だ。

 最後は“欲深い大人の濃厚イタリアン”をコンセプトにした「青の洞窟」(日清フーズ)。ブランド25周年を迎えた今年、冷凍食品は全面刷新され、8種類が登場した。

 イタリア語で優雅を意味する“グラツィア”という名の通り、高級感が漂い食卓を優雅に演出するのが「青の洞窟 GRAZIA」シリーズ(オープン価格)。外袋なしのトレーを採用していて、レンジでチンしたら皿を使わずにそのまま食べられるから、洗い物が面倒な男性にオススメ。「牛肉のラグーソース リガトーニ」「4種魚介のペスカトーレ」「海老と彩り野菜のうにクリーム」の3種類があり、どれもぜいたくな具材感だ。

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