【鉄旅タレント木村裕子の日本全国おもしろ鉄道】大変身した原宿駅のここがスゴイ

2020年10月20日 16時00分

原宿駅が近代的な新駅舎に生まれ変わりました!

 今年も残り2か月ちょっとになりました。ちょっと早いですが“2020年鉄道路線MVP”を選ぶなら、迷わずJR山手線に決めると思います。なぜならこの1年で、ものすごくバージョンアップしたからです!

 まず3月には49年ぶりとなる新駅・高輪ゲートウェイ駅が誕生しました。昨年末の新線付け替え工事では、JR東日本発足以来初の“山手線運休”というビッグイベントもありました。

 またJRとは関係ありませんが、渋谷駅前でハチ公と並ぶシンボルだった“青ガエル”も秋田県へお引っ越ししました。

 そしてもう一つ、原宿駅が大変身したんです…! でもコロナ禍で、あまり注目されることなく過ぎ去ってしまったので、今回あらためて取り上げたいと思います。

 混雑緩和と防火設備を一新するため、3月21日に原宿駅が新駅舎に生まれ変わりました。それまでの駅舎は1924年(大正13年)に建てられたので、今年で96歳という長寿です。これは東京都内に現存する最古の木造駅舎でもありました。

 他にはない個性的な外観で、屋根の上の八角塔やレンガの装飾がレトロでかわいく、原宿にピッタリ合っていたと思います。解体工事は、すでに8月下旬から始まっていて、11月には旧駅舎がシートで覆われる予定だそうです。

 そこで「新駅舎はどんなデザインになったのかな?」と見に行くと、なんとビックリ! 兄弟漫才師の中川家さんくらい、旧駅舎とは見た目が全く違う駅舎が建っていました!(笑い)。

 ガラス張りで開放感のある2階建てで、とっても近代的です。遠くから新旧の駅舎を見比べてみましたが、同じ場所に生まれたとは思えないほどに違っていて、見れば見るほどに中川家さんです。いや、これは“原宿家”さんですね。

 旧駅舎は取り壊された後、商業ビルに建て替える予定になっています。地元の人の要望を踏まえて、旧駅舎とできるだけ似たデザインで再現されるそうなので、そちらも楽しみですね。

 ここで木村ポイント! 新駅舎はとにかく広いんです。それもそのはず、コンコースは約3倍、トイレは約2倍、改札は2通路に拡張と増設されました。それでは一新してスタイリッシュになった原宿駅へ、出発進行~!

 ☆きむら・ゆうこ 1982年8月17日生まれ。愛知県出身。鉄道をこよなく愛する鉄旅タレント。2015年にはJR、私鉄、地下鉄、ケーブルカー、モノレールなど、日本全国にある鉄道を全線乗車する「日本国内鉄道全線完乗」を達成。乗車した走行距離は約2万8000キロメートル。

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