【鉄旅タレント木村裕子の日本全国おもしろ鉄道】夏にピッタリ!とっておきの撮り鉄スポットをご紹介します‼

2020年08月18日 16時00分

JR指宿枕崎線・夕日の開聞岳(左)とJR外房線・金谷郷のひまわり畑

「Go To トラベル」キャンペーンがスタートしてから、もうすぐ1か月がたとうとしていますが、新型コロナウイルスの第2波到来で、旅行に行きづらくなっている方もいるのではないでしょうか?

 そんな中、先日、珍しい車両運搬シーンを写真に収めようと鉄道ファンが狭い敷地内に三脚を立て、密状態になってしまったとの残念なニュースがありました。

 でも鉄道関係のものを写真に収める“撮り鉄”は本来、単独行動の上、自然豊かな広大な場所で撮影するので、これほど密を避けられる趣味はほかにないと思うんです。

 そこで今回は夏にぴったりの、とっておきの場所を、知り合いである撮り鉄のプロたちに教えてもらったので、ご紹介します!

 まずは今が旬、千葉県のJR外房線にある大網駅が最寄り駅の「金谷郷のひまわり畑」です。ここは高さ約40メートルのコンクリート鉄橋の下に、約5万本のひまわり畑が広がっています。例年の見ごろは8月上旬までですが、今年は今が満開の撮影どき! 鉄道ファンには有名なスポットなので、この時期は撮り鉄も多いですが、広大な敷地のため、他の人との密集状態を避けることができますよ。

 ひまわりを手前にして、鉄橋を見上げるように撮影するのがポイントです。

 続いて、夏といえば海ですよね! そこで、かつて軍艦業で栄えた広島県呉市を通るJR呉線をおすすめします。瀬戸内海に沿って走り、車窓もとてもキレイな路線です。特に列車が海岸沿いギリギリを走る忠海駅~安芸幸崎駅間は、外からカメラで狙った時にタイミングが合えば、列車と瀬戸内海に浮かぶ船を一枚の写真に収めることができます。

 最後は鹿児島県の指宿枕崎線にあり、JR最南端の駅としても有名な西大山駅です。見渡す限り畑に囲まれた無人駅で、正面には薩摩富士ともいわれる開聞岳がドーンとそびえ立っていて、迫力ある景色が広がります。特におすすめなのは夕方。開聞岳に落ちていく夕日と、刻々と変わる空の色は、誰をも感動させる写真になると思います。

 ここで木村ポイント! 撮り鉄は天気が命です。空の色で写真の出来栄えが左右されるので、必ず天気予報をチェックしてから出かけてください。夏にカメラを構えて列車が来るまで待つ間は、虫との戦いになるので虫よけスプレーも忘れずに。それでは、夏の思い出が1枚の写真になる撮り鉄へ、出発進行~!