【鉄旅タレント木村裕子の日本全国おもしろ鉄道】“令和記念”発射オーライ! ヘッドマーク限定レプリカのお値段は…

2019年05月07日 17時00分

令和元年を車内で迎える夜行列車(右下囲み写真)の車内即売会では5万円のヘッドマークが完売!
 令和元年、おめでとうございます! 令和の初日となった5月1日は、日本各地でいろいろなイベントがありましたが、みなさんはどのように過ごしましたか? この日は鉄道界にとっても、とっておきのスペシャルな一日となりました。
 
 まず記念切符が続々と登場! 私が把握しているだけでも、70社以上の鉄道会社で販売されました。各社それぞれ個性にあふれています。
 
 JR九州は実在する駅名である「平成」「夜明」「渡」「真幸」をつなげて、「平成から“夜が明け”“渡り”“真の幸せ”きっぷ」(7770円)を販売。皇居に近い東京メトロの二重橋前駅では「天皇陛下御即位記念乗車券」を求める人たちが、朝7時50分の発売までに、徹夜組も含めて1600人も列を作ったんです。
 
 この日だけの特別列車も走りました!「令和号」というヘッドマークを掲げた列車、車内で祝い酒が振る舞われた列車など。なかでも関東の大手私鉄である京成電鉄の「『令和号』運行記念ツアー」は、沿線に成田山があることから、参拝と精進料理体験付きのコースもあったんです。
 
 とっておきはこちら! 平成から令和の改元の瞬間を夜行列車内で過ごそうというビッグイベントです。いろんなところで走ったのですが、私が最も注目したのは、4月30日に大阪駅を出発し、2泊3日で出雲大社までを往復した列車です。
 
 この列車には、普段は貸し切り列車などで使用されるJR西日本のオシャレな欧風車両“サロンカーなにわ”が“サロンカー令和”となって使用されたため、出発時にはホームにたくさんの鉄道ファンが押し寄せ、大にぎわいになりました。
 
 気になる改元の瞬間の車内の様子は、車内放送で「5・4・3・2・1、令和を祝して乾杯!」と流れ、約100人の乗客みんなでお祝いしたそうです。シャンデリアやピアノがある展望車もありました。こんなステキな車内で私もその瞬間を迎えたかったなぁ~。
 
 ここで木村ポイント! この日限定の鉄道グッズもたくさん発売されました。中でも“サロンカー令和”の車内で行われた即売会では、この日掲げたヘッドマークのレプリカを限定3個、1つ5万円で売り出したところ完売となる大盛況となりました。
 
 5月1日は、鉄道ファンが思い思いに過ごした特別な日となりましたが、これから新しい時代の幕開けに向け出発進行!
 
 (毎週火曜掲載)
 
☆きむら・ゆうこ=1982年8月17日生まれ。愛知県出身。鉄道をこよなく愛する鉄旅タレント。2015年にはJR、私鉄、地下鉄、ケーブルカー、モノレールなど、日本全国にある鉄道を全線乗車する「日本国内鉄道全線完乗」を達成。乗車した走行距離は約2万8000キロメートル。