ポーカーファン注目の「第3回レディース大会」が11月21~23日の3日間、ポーカーの聖地、東京・新宿の「カジスタ東京」で開催された。最近大人気のアミューズメントカジノの影響もあって3大会とも大盛況! 連日熱いバトルが繰り広げられた。そして各決勝戦は、ユーチューブでも生中継され全国のファンの注目を集めた。

 第3回のエントリー数は77人。年々レベルも高くなってきている。そんな今大会、8時間30分の激戦を制し1位となったのは、ウェブライターで、ポーカー歴3年のまちさんだ。

「全然勝てると思ってませんでした。会場に来るのも嫌でした。オールインだけして帰ろうと思っていました」と開口一番のコメントは意外な内容。

 ただ、まちさんには信じていることがあった。「私は占いの六星占術が好きで毎日見ているんですけど、今日は星3つであんまりよくありませんでした。でも『直感を信じろ!』って書いてあったんです。そこで、全然よくないハンドでも直感を信じてプレーしていたら勝てちゃいました」と占いの通りの結果になった。

 ヘッズアップ最後の勝負は、まちさんのハンド「K」「Q」、これに対し相手のもなみんさんは「A」「9」。ラストのコミュニティーカード「Q」が来てまちさんの勝利が決まった。

「本当に最後によく『Q』が落ちてきてくれました」とまちさん。
 東スポレディース大会への参加は昨年に続いて2回目だ。「去年は大会が始まってすぐに飛んじゃいました(笑い)。今年はリベンジのつもりで臨みました。来年も優勝できるよう頑張ります。ポーカーは楽しかったです。これからも続けていきます」と満面の笑みで語った。

 まちさんには、優勝カップ、カジスタ東京から6万ベリー(系列店で使用できる店内通貨)、グライド・エンタープライズからフェースマスク「ルルルン」詰め合わせ、宮崎のフェニックス・シーガイア・リゾートから「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート デラックスツイン ペア宿泊券」、日本たばこ産業からテーブルマーク商品詰め合わせ、新東通信から電化製品などの副賞が贈られた。


☆東スポカップは、一般社団法人「日本ポーカー倶楽部」がポーカーの健全な普及を目指す活動に協力するものとして主催。ルールは世界標準となっている「テキサスホールデム」。

【ルール】テキサスホールデムポーカーは、最初に配られる2枚の手札と、ディーラーの前のボードと呼ばれる位置にオープンされるコミュニティーカード(最大5枚)を組み合わせて役を作る。まずは配られた2枚の手札で、ゲームに参加するかを判断。その後は、ボードにコミュニティーカードが3枚、続いて1枚ずつ開かれた時点で、ゲームを続けるか降りるかを決める。最後は、2枚の手札をオープンし、5枚のコミュニティーカードの中からできる一番強い役で勝敗を決める。持ちチップがなくなった時点で敗退となる。