韓国初の統合型リゾート(IR)施設の「パラダイスシティ」で13日、 ポーカートーナメント「PARADISE CITY POKER CUP 2018」(主催=AJPC ASIAN CIRCUIT実行委員会、スポーツニッポン新聞社/後援=東京スポーツ新聞社、夕刊フジ、日刊ゲンダイ)が開催された。

 同大会は、日本最大級のポーカーイベントを手掛けている「AJPC(全日本ポーカー選手権)」が運営。参加費は無料で、賞金総額約3000万ウォン(約300万円)のビッグイベントに総勢164人の腕自慢が集まった。

 当日は午後1時からトーナメントがスタートし、各テーブルで熱戦が繰り広げられ、約9時間後に王者が決定。東京・赤坂のアミューズメントカジノ「ラックレイズ」のディーラー・江森理紗さんが見事初優勝を果たし、賞金700万ウォン(約70万円=ディールにより変更)を手にした。

 熱気に包まれた会場
熱気に包まれた会場

 カジノ歴30年のベテラン中村和雅さんとのヘッズアップ(1対1)を「Q」ワンペアで制した江森さんは「信じられない。うれしいです。(ポーカーを)始めて半年で、海外トーナメントも初めて。参加も当日抽選で当たりました」と〝ラッキーガール〟っぷりを明かした。

 気になる賞金の使い道は「トップシークレット」とし、フリーロール(参加費無料)の本大会については「海外トーナメントに参加しようと思う人が増えるからいいと思います」と魅力を語った。今後については「プレイヤーもディーラーも両立していく予定です。そして美女ディーラー揃いの『ラックレイズ』を広めていきたいです」とはにかんだ。

「パラダイスシティ」は仁川空港のすぐそばに位置し、韓国最大級のカジノを中心に、ホテル、クラブ、スパなどが揃う極上のリゾート施設として昨年4月にオープン。日本から飛行機で約2時間というアクセスの良さもあって、大きな注目を集めている。