【週刊Mリーグ】近藤誠一プロ〝感覚派〟のオリジナル

2022年04月20日 14時00分

近藤プロさすがの手順
近藤プロさすがの手順

【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】

4月18日1回戦 東1局2本場=岡田紗佳(サ)、滝沢和典(格)、松本吉弘(渋)、近藤誠一(セ)

 KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。いよいよファイナルシリーズが始まりました。サクラナイツはセミファイナルを首位で通過したのですが、ポイント差はほとんどなく、気を緩めることは全くできません。チーム一丸となって戦い、入院している沢崎誠選手に絶対に優勝シャーレを届けたいです。

 私はファイナル初戦に出場し2着。トップだったのは近藤選手で、“感覚派”らしいオリジナルな手順で大きなアガリをつかみ取りました。

 7巡目に5筒を持ってきて、役牌の東がトイツ、萬子233、筒子335578、索子は9索がアンコの形になります。ほとんどの人がトイツ手とメンツ手を見て8筒を切りそうですが、近藤選手は1枚切れの7筒を切ってトイツ手に重きを置きます。

 これだけでも驚きのところ、さらにビックリさせられたのが直後に東をポンした後です。完全に孤立している8筒を切る以外選べないという状況だったのですが、なんと2萬を切ったのです。仮に萬子でメンツができてトイトイにならなくても、ドラ3筒と5筒のシャンポン待ちになり5200点。もう1枚ドラや赤5筒を持ってきたら満貫です。

 それでも2萬を切ったのは、7筒8筒と河に並べたくなかったからというのが強いです。まだもう1回鳴きたいのに、他家の警戒度が上がりますから。滝沢選手のリーチ後、狙い通り3萬をポンして、3筒5筒のシャンポン高目跳満のテンパイです。滝沢選手から5筒をロンして満貫のアガリとなりました。

 もともと近藤選手は基礎に忠実に打つ雀士だったそうです。2012年にお亡くなりになった飯田正人永世最高位の影響で、それまで積み重ねた理論を捨て去り、自分の感覚を信じて戦うようになってから数々のタイトルを取るようになったとうかがっております。試合中は切り順が独特なので、何をやっているのかつかみにくいのですが、試合後に振り返って見てみると、さすが近藤誠一とうならされる手順でした。

 ☆おかだ・さやか 1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、19シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。

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