【週刊Mリーグ】ベストバランス!松本プロ

2022年03月02日 14時00分

細かいバランス、押し引きで勝ちを見いだしていく松本プロ
細かいバランス、押し引きで勝ちを見いだしていく松本プロ

【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】

2月25日2回戦 東2局0本場=二階堂亜樹(風)、石橋伸洋(U)、滝沢和典(格)、松本吉弘(渋)

 KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。レギュラーシーズンもいよいよ最終盤に突入しました。サクラナイツもセミ、そしてファイナルを目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします! 今週、取り上げるのは“ベストバランス”が代名詞の松本選手です。絶妙なバランスがよく表れた一局がありました。

 6巡目に亜樹選手がカン8萬でテンパイしてヤミテンに構えます。その直後に松本選手もテンパイしました。索子246の形から選んだのはドラのカン5索待ちです。自身に赤が1枚あり、待ちはドラのカンチャン。どちらかで先制リーチを打ちそうな場面でしたが、ここはヤミテンです。

 松本選手が話していたのですが、リーチをしなかったのは他家3人が早いと読んだからです。確かに全員字牌から切り出して必要になることが多い数字の3や7の牌を切っています。実際にこの時点で亜樹選手はテンパイ、滝沢選手は倍満まで見える超大物手の一向聴でした。まさに読みはバッチリですね。

 その後、亜樹選手が手変わりしてリーチした直後、松本選手も7索を引いてカン5索から58索待ちに変化します。さらにピンフの役も付き、待ちが良くなり打点も上がったことで追いかけリーチ。5索を一発でツモって、跳満の手に仕上げました。この日がMリーグ100試合目のメモリアルに、見事なトップで花を添えました。

 松本選手は、キテレツなことをせずに細かいバランス、押し引きで勝ちを見いだしていくタイプです。すごいのはミスがほとんどないこと。4人全員の手牌が見えている視聴者の方も「やっちゃったな」と思うことはほとんどないんじゃないですか。Mリーガー全員ミスは少ないのですが、大きくミスらないというのは思っている以上に難しいのです。ミスしないで程よいバランスで無難に打つ。無難というとあまり聞こえが良くないのですが、実はそれが一番難しいのです。

 ☆おかだ・さやか 1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、19シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。

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