【Mリーグで見せたプロの選択 あなたなら何を切る?】

2022年01月05日 14時00分

12月23日1回戦 東4局1本場 南家・二階堂瑠美の7巡目(1万2900点・4着目、ドラ=6筒)
12月23日1回戦 東4局1本場 南家・二階堂瑠美の7巡目(1万2900点・4着目、ドラ=6筒)

 写真の場面であなたならどうする? 何を切る? 下にある【答え】を読む前にまずは考えてみよう!

 熱戦が繰り広げられている麻雀「Mリーグ」で話題になるのが〝プロならではの選択〟だ。「ここでそれを切るのか!」「その牌を鳴くの⁉」とファンを驚かせ、うならせる打牌選択を当コーナーでは毎週、クイズ形式でお届けしている。さあ、じっくり考えたら、答え合わせ。プロがどんなことを考えているのか…そこにはハイレベルな〝読み〟と、素人には想像もつかない思考が隠れているはずだ。

 


【答え=8筒】目の前で親から先制リーチが入った瞬間、手牌に安全牌が1枚もない。ここでどう打つかは、攻撃以上に雀士の腕が問われる場面だ。二階堂瑠美(風)はラス目から反撃しなければいけない状況で、この苦境に立たされた。数少ないヒントの中で導き出した8筒切りは、攻守のバランスもよく、後のアガリにつながる好選択となった。

 親の瑞原明奈(U)のリーチは7筒切り。周辺牌は危ないと見る人も多そうだが、瑠美の目には違って見えた。「テンパイまではくっつきのイーシャンテンの形かと思いました」。つまり孤立した7筒にドラの6筒がくっつけば5・8筒待ちが考えられるが、願いかなわず7筒を切り飛ばしたとなれば、8筒の安全度が高く思えた。守備に回ろうと思えば、暗刻で持っていた1索の3連打もあったが「索子は9索切りしか情報がない」と却下。数牌で切られていたのが9索と7筒の2枚だけという状況の中、7筒の意味合いをより重視した。

 攻めの気持ちを忘れなかったからこその選択でもある。「自身は3メンツあるので、8筒を切った後にドラが重なるか、純チャン三色のイーシャンテンになれば押し返そうと思っていました。なのでカン7筒では戦いづらいということもあり、自身の勝負手の手順をキープしつつ、比較的通せそうな8筒切りになりました」

 カン7筒待ちが残るイーシャンテンよりも、打点の期待も残るリャンシャンテンに勝機を感じた。その後は、まさに期待通りの展開。ドラ6筒を重ね、2筒引きで1・4筒待ちになってからリーチ、1筒ツモで満貫をもぎ取った。

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