【週刊Mリーグ】これぞ手順マエストロ! 内川幸太郎プロの三倍満

2021年11月24日 14時00分

即リーチせず放銃回避…ド高めをツモ!
即リーチせず放銃回避…ド高めをツモ!

【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】 

   11月19日1回戦 南2局1本場=日向藍子(渋)、鈴木たろう(赤)、内川幸太郎(サ)、瑞原明奈(U)

    KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。チームメートの内川選手が“手順マエストロ”の異名にふさわしい手順で、見事に役満以上に珍しいと言われている三倍満をアガりました。

 形も良く2筒ドラ2枚、赤5索と打点も高くなりそうな好配牌をもらった内川選手は、3巡目に7筒を引いて、2筒を切れば567三色を含んだ一向聴となります。しかし選んだのは白のトイツ落としで、タンヤオに向かいました。索子が357のリャンカンの形で、鳴いても満貫が見えます。機動性を上げつつ、マックス高い打点も逃さないようにという一打です。

 次巡に6索を引いて、高目567三色のテンパイを逃してしまうのですが、すぐに7萬を持ってきて258筒のタンヤオピンフ赤ドラドラのテンパイ。25筒ならば三色も付きます。その場合はヤミテンでツモっても倍満となるのですが、8筒をロンした場合は満貫です。直前に2筒は切られていますし、5筒はど真ん中ということで、アガる時は8筒が多そう。ただこの手で満貫は不満ですし、自分はラス目なので、打点を見てリーチを選ぶ人の方が多いと思います。

 ヤミテンを続けている間に、日向選手から47筒リーチが飛んできました。内川選手が一発目でつかんだのは、当たり牌の7筒。ツモ切れば258筒、現物の2筒を切れば147筒待ちとなります。山にある枚数的にはほぼ同じで、安全度は当然147筒なのですが、打点的には258筒です。考えた結果、守備的に2筒を切って追いかけリーチしました。

 瑞原選手からもリーチが飛んできましたが唯一、三色になる7筒をツモり、さらに裏ドラを3枚乗せて、リーチツモピンフタンヤオ三色赤ドラ4の三倍満に仕上げました。これが決め手となりこの試合でトップ、さらに連投してトップと、開幕からの不調を吹き飛ばして復活しました。

 内川選手がヤミテンに構えた場面では、サクラナイツの私、沢崎選手、堀選手とも258筒で先制リーチをしており、結果的に放銃となっていたでしょう。これはまさに内川選手ならではのアガリと言えます。昨シーズンもこのようなアガリからトップを量産して、MVPにあと一歩まで迫るところまでポイントを積み重ねました。チームメートとして内川選手の復活は本当に心強いです。

☆おかだ・さやか 1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、19シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。

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