【Mリーグで見せたプロの選択 あなたなら何を切る?】

2021年11月17日 14時00分

11月4日1回戦 東2局1本場 東家・滝沢和典の12巡目(3万5900点・1着目、ドラ=6索)
11月4日1回戦 東2局1本場 東家・滝沢和典の12巡目(3万5900点・1着目、ドラ=6索)

 写真の場面であなたならどうする? 何を切る? 下にある【答え】を読む前にまずは考えてみよう!

 熱戦が繰り広げられている麻雀「Mリーグ」で話題になるのが〝プロならではの選択〟だ。「ここでそれを切るのか!」「その牌を鳴くの⁉」とファンを驚かせ、うならせる打牌選択を当コーナーでは毎週、クイズ形式でお届けしている。さあ、じっくり考えたら、答え合わせ。プロがどんなことを考えているのか…そこにはハイレベルな〝読み〟と、素人には想像もつかない思考が隠れているはずだ。 

 

 

 

 

【答え=5索切りでリーチ】リャンカン待ちが残ったテンパイで、どちらのカンチャンを選択するか。多くの麻雀ファンが頭を悩ませていることだろう。アガリの点数を見るか、アガリやすさを見るか。後者であれば、より正確に他の3人の状況、山に残っている可能性が把握できていなければならない。

 滝沢和典(格)は、5・7・9索と持っていたところで、ドラのカン6索待ちを拒否し、カン8索待ちを選択。これが大トップにつながる正解となった。

 カン6索とカン8索。目に見える情報で言えば、二階堂亜樹(風)の河に1枚、8索が捨てられているだけ。自分の手牌にもなかった。では滝沢は、ここからなぜ6索より8索の方がアガれると読めたのか。「本田選手の仕掛けが早かったのと、赤5索切りを見て、6索は本田選手に固まっていてもおかしくないと思いました」

 まさに6索2枚が本田朋広(雷)の手にあった。そもそもリーチをかければ、出アガリなどほぼ期待できないようなドラの6索。山に残る期待も薄いとなれば、自然と8索待ちが導き出された。「8索であればロンもできる可能性があると思い、アガリやすさを優先しました」

 期待通りに、3枚残っていた8索は、2巡後にそのまま滝沢の元へ。裏ドラ1枚のおまけがついて、リーチ・ツモ・赤・ドラの4100オール。「出来過ぎでした」と恐縮するが、それも全ては正確な選択のたまものだ。

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