【週刊Mリーグ】本当はつらかったのでは…ピュアな村上淳プロ初トップの涙

2021年11月17日 14時00分

4連続箱ラスを乗り越えて
4連続箱ラスを乗り越えて

【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】

 11月9日1回戦 東2局0本場=村上淳(赤)、東城りお(セ)、岡田紗佳(サ)、高宮まり(格)

  KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。私も出場した試合で、4連続箱ラスという麻雀プロでもなかなか経験できない苦境に陥っていた村上選手がついにトップをつかみ取りました。

 大きな加点となったのは東2局。19字牌が8種とバラバラの配牌をもらい、いきなりリャンメン払いとなる6筒を打ち出します。まずは萬子を切って筒子のホンイツの線を残す人もいると思いますが、この手はそう簡単にアガれません。守備型の村上選手は放銃するのが最大の罪と考え、早いリーチにも備えて危なくなりそうな牌から切っていき、例えば国士無双など大きなアガリだけは逃さない構えにしたのです。そして終盤に中をアンコにして白をポン。發をツモって、小三元チャンタドラ1の跳満に仕上げました。

 この後も順調に加点した村上選手は今シーズン初トップとなり、勝利者インタビューで涙を流しました。試合中はいつもとそんなに変わりはなかったのですが、試合後は感極まっていました。

 村上選手はかなりピュアな人で、箱ラスを引き続けている時も、試合前は毎日同じように他チームの楽屋に来て元気にあいさつをしていました。私がその立場ならばすごく落ち込んじゃって、同じようにはできないなと。Mリーグだと自分だけではなくチームのポイントに跳ね返ってしまうので、本当につらかったと思います。

 誰しもが強い打ち手と知っている村上選手の4連続箱ラスを見て、麻雀の厳しさをまざまざと見せられました。いつか自分がそうなる日が来るかもしれません。それでも諦めずに自分が考える最善を尽くして麻雀と向き合っている村上選手を見て、自分も頑張ろうという気持ちになりました。他チームながら、そのひたむきな姿勢は勉強になりました。 

 ☆おかだ・さやか 1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、19シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。

【関連記事】

関連タグ:
 

ピックアップ