【Mリーグで見せたプロの選択 あなたなら何を切る?】

2021年10月15日 12時30分

【上家が切った3索 あなたならどうする?】10月4日1回戦 南2局2本場 北家・松本吉弘の2巡目(2万2500点・3着目、ドラ=1索)
【上家が切った3索 あなたならどうする?】10月4日1回戦 南2局2本場 北家・松本吉弘の2巡目(2万2500点・3着目、ドラ=1索)

 写真の場面であなたならどうする? 何を切る? 下にある【答え】を読む前にまずは考えてみよう!

 熱戦が繰り広げられている麻雀「Mリーグ」で話題になるのが〝プロならではの選択〟だ。「ここでそれを切るのか!」「その牌を鳴くの⁉」とファンを驚かせ、うならせる打牌選択を当コーナーでは毎週、クイズ形式でお届けしている。さあ、じっくり考えたら、答え合わせ。プロがどんなことを考えているのか…そこにはハイレベルな〝読み〟と、素人には想像もつかない思考が隠れているはずだ。

 

 

 

 

【答え=3索チー、3萬切り】序盤での鳴き仕掛け、それも役牌の後付けともなれば、覚悟とプランが明確でなければ決断できない。手牌が短くなり、アガリに向けての条件も簡単にはクリアできないからだ。

 昨シーズン個人5位と活躍した松本吉弘(渋)は若きエースへと階段を上り続けているが、このような序盤での決断も、実に潔い。わずか2巡目のカン3索という鳴きにしっかり声が出たのも、しっかりとした実力によるものだ。松本は白の対子を含む配牌で「筒子の混一色をにらんでいました」。白・混一色の3900点に供託2本、さらに2本場となれば点数としては十分。仮に白のみ1000点で終わったとしても、供託・積み棒合わせて3600点にもなり、スピードを重視して損なことはなかった。
 
 わずか2巡目で鳴いたのは、園田賢(赤)の早さを感じたから。「上家の園田さんの切り出しが、めちゃくちゃ早いか、すごい速度を感じさせる捨て牌でした」。確かに第1打から3萬、3索と切られては、のんびり構えている暇もない。筒子の混一色に早々に見切りをつけてカンチャンの3索チー。急所を埋めて、白の後付けにかけた。

 決断は見事にハマり、4巡目には肝となる白をポン。6巡目に松ヶ瀬隆弥(風)から出アガリし、合計3600点を得て2着目に浮上。続く南3局で満貫をアガり、今季の開幕戦トップにつなげる、絶好の鳴きとなった。

【関連記事】

関連タグ:

ピックアップ