【Mリーグ2021 これが見どころ】注目の優勝争いと個性派

2021年10月04日 14時34分

松本吉弘(渋)の1回目はリーチ一発ツモ!
松本吉弘(渋)の1回目はリーチ一発ツモ!

 これを読めば話題のプロ麻雀リーグがもっと面白くなる! いよいよ本日(4日)開幕のMリーグ」2021シーズン。年々、視聴者を増やしている“最強のエンタメ”は4シーズン目を迎え、さらに進化している。今回は、その見どころを本紙麻雀担当記者が徹底解説。まだ見たことがない人も、これさえチェックしておけば、すぐに楽しめるはずだし、チーム編成や顔ぶれが大きく変わったので、視聴経験がある人も必見だ。まだまだステイホームが続く秋の夜長、あなたもどっぷりハマってみては?

【見どころ☆優勝争い】何が起こるか分からないのがMリーグ。昨季は敗退寸前だったEX風林火山がギリギリ4位でファイナルに進出すると、勝又健志の大爆発もあって歴史に残る“下剋上”を果たした。その王者が大きくチーム編成を変えて連覇に挑む一方、昨季、ファイナルに残った他の3チームは同じメンバーで雪辱を期す。

 中でも「今度こそ!」なのが渋谷ABEMAS。昨季はレギュラーシーズン、セミファイナルと圧倒的な強さを誇りながら優勝を逃した。特に、ラスト5戦で5連投したものの、涙を流す結果となった多井隆晴の巻き返しは必至。毎シーズン、本命に挙げられているチームの悲願達成なるか。

 同じく昨季のファイナルに残っていた赤坂ドリブンズも初年度王者としての意地があるはず。4位→2位ときているKADOKAWAサクラナイツも目指すところはただ1つ。ベテラン沢崎誠の復調がカギになりそうだ。

 また、19年シーズンの覇者ながら昨季、レギュラーシーズンで敗退したU―NEXT Piratesも不気味。安定している小林剛(昨季の4着回避率1位)以外のメンバーがどれだけポイントを稼げるかで順位が変わってくるだろう。

【見どころ☆役満】麻雀の“華”とも言える役満。今まで出現したのは3種類(国士無双2回、大三元4回、四暗刻9回)で、シーズンごとに回数を見ると初年度は3回だったが、2019シーズンは8回も飛び出した。昨季はすべて四暗刻で、左の4回。今季はいくつの“華”が咲くか、そしてまだ出ていない役が出るのか…。

【見どころ☆個性派】ポーカーフェースのプロがほとんどだからこそ多井隆晴(渋)の感情豊かな表情はMリーグの名物になっている。初年度MVPの実力者ながら、喜びや悔しさ、ガッカリしている様子がモロに顔に出るので、見ているだけで面白い。
“攻めダルマ”の異名を取る佐々木寿人(格)は昨季、親で13翻(リーチ、ツモ、嶺上開花、ダブ東、ドラ7、赤1)のアガリを炸裂させた。見ている者のド肝を抜いたが、Mリーグでは数え役満は採用されておらず、3倍満止まり。今季、この記録を超える14翻は出る!?

 タヌキの化かし合いのような頭脳戦にも注目。昨季は“黒いデジタル”石橋伸洋(U)があえて赤の5筒をリーチ宣言牌にして、そこをまたぐ牌で待つという戦術を披露した。「4・5・赤5」もしくは「5・赤5・6」だったら普通は黒の5筒を切ってリーチするため、その周囲は安全とみなされるのだが、あえて裏をかいたのだ。対局者はもちろん、ファンの間でも話題になったこの戦術、今季も使ってくるのか…。

【Mリーガー一覧】

 ◆赤坂ドリブンズ=園田賢、村上淳、鈴木たろう、丸山奏子

 ◆EX風林火山=二階堂亜樹、勝又健志、松ヶ瀬隆弥、二階堂瑠美

 ◆KADOKAWAサクラナイツ=内川幸太郎、岡田紗佳、沢崎誠、堀慎吾

 ◆KONAMI麻雀格闘倶楽部=佐々木寿人、高宮まり、伊達朱里紗、滝沢和典

 ◆渋谷ABEMAS=多井隆晴、白鳥翔、松本吉弘、日向藍子

 ◆セガサミーフェニックス=魚谷侑未、近藤誠一、茅森早香、東城りお

 ◆TEAM RAIDEN/雷電=萩原聖人、瀬戸熊直樹、黒沢咲、本田朋広

 ◆U―NEXT Pirates=小林剛、朝倉康心、石橋伸洋、瑞原明奈


【Mリーグとは】2018年に発足。麻雀の普及と競技化、健全化を図り、麻雀自体の社会的地位の向上および認知の拡大、新たなファンの獲得を目指すとともに、老若男女が安全に楽しめる高度な頭脳スポーツとしての麻雀を追求している。

 代表理事(チェアマン)は藤田晋サイバーエージェント社長、最高顧問は川淵三郎氏。ルールは東南戦で「一発・裏ドラ・赤ドラあり」。優勝賞金は5000万円。各チーム4人、男女混成の8チームで争う(全32人)。来年4月末まで、レギュラーシーズン全90試合を行い、上位6チームがセミファイナルシリーズへ(各16試合)。さらに上位4チームがファイナルシリーズへ進み、12試合を戦い、優勝チームを決める。

「2021シーズン」を迎えるにあたり、レギュレーションも変更。「2020シーズン」から起算し、閉幕時に同一の選手構成かつ2シーズン連続でファイナルシリーズに進出できなかった場合、「翌シーズン最低1人の選手を入れ替える、または選手の追加によってチーム編成を変更する」「自由契約になった選手は、所属していたチームと次のシーズンに再契約できない」ことになった。

 それを受けて8月にドラフト会議が行われ、4チームが選手を指名。今季からは、全チームが4人編成となった。

 なお、全試合を「ABEMA」で生中継する。

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