【週刊Mリーグ】これぞ萩原聖人プロ! 意地のテンパイ外しで〝雷電らしさ〟満点の跳満に

2021年04月14日 16時00分

6筒切りで跳満への道を切り開いた!(顔写真は萩原プロ)

【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】待ちに待った「Mリーグ」のセミファイナルが開幕! 今回は、6位から上位進出を狙う雷電の2選手がレギュラーシーズンで見せた思考に注目。選手として出場中のモデル兼プロ雀士・岡田紗佳のコラムで振り返ろう。

 KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。いよいよ12日からセミファイナルが始まりました。ファイナル進出を目指し、チーム一丸となって頑張りますので応援よろしくお願いします!

 今週のコラムの主役は、セミファイナルでも対戦する雷電の萩原選手です。レギュラーシーズン序盤は苦しみましたが、昨年クリスマスイブの夜に「これぞ、萩原聖人」という麻雀を見せて、今シーズン初のトップを取りました。

 萩原選手は中盤、カン6索で真っ先にテンパイします。6索はすでに1枚捨てられている上に、河にはほとんど索子が捨てられておらず、他家に持たれているか、必要とされている牌の可能性が高いため、決して良い待ちではありません。

 ただ筒子で伸ばすにしても8筒はすでに3枚切られている上、5筒はドラのため期待できません。これらのことを考えると、手の内は赤赤でツモったら満貫のリーチを打つ人が多そうですが、萩原選手の選択は違いました。

 萩原選手は代名詞となっている三色(567)を見つつ、6筒を切ってテンパイを外したのです。この手を5200点の愚形リーチにするような萩原聖人じゃない!という意地のようなものを感じました。雷電らしく、キッチリと仕上げて跳満、倍満の手にしたいということですね。

 また、このようにテンパイを外すと、5筒と6索のチーをすることもできます。三色ドラ3の満貫確定なので、もし出ていたら萩原選手も鳴いていたかも知れません。

 結果的に567の三色にはなりませんでしたが、58筒待ちでリーチ。2副露している親の園田選手から一発で5筒が打ち出され、裏ドラも1枚乗せて跳満のアガリとなりました。

 狙い通りの美しい高打点の決め手に仕上げて、トップを取りました。まさに萩原選手ならではの手順であり、見る人をいつも沸かせています。

 ☆おかだ・さやか 1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、昨シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。

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