【週刊Mリーグ】さすがMVP! 佐々木寿人プロがリーチ攻撃で出アガリ1600点を倍満に

2021年03月24日 16時00分

寿人プロは一発ツモ・裏3で倍満に

【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】劇的な場面、繊細な思考――「Mリーグ」レギュラーシーズンの名場面を、選手として出場中のモデル兼プロ雀士・岡田紗佳のコラムと、クイズ形式の「あなたなら何を切る?」で振り返る。これを読みながらセミファイナルを待とう。

 KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。今週のコラムの主役は格闘倶楽部の佐々木選手。今シーズン最多の登場となります。何度も取り上げたくなるほど、レギュラーシーズンの活躍は目覚ましいものがありました。チームをセミファイナル進出に導き、さらにMVP(個人スコア1位)も獲得。チーム最終日でも大黒柱にふさわしいトップを取りました。

 ラス目で迎えた南3局、6巡目にツモリ三暗刻、1萬、9筒のシャンポン待ちでテンパイした寿人選手は即リーチ。1萬を一発でツモって、裏ドラが3枚乗って倍満のアガリとなりました。リーチした時点だと出アガリ1600点、ツモって満貫の手を、一発でツモって裏3乗せて1万6000点にしたということです。これで一気にトップ目に立ち、そのまま1位で半荘を終えました。

 格闘倶楽部にとって、このトップは本当に大きかったです。この試合が始まる前、マイナス166・1ポイントの5位で、ボーダーの6位の雷電とは約60ポイント差です。雷電より下の着順、ましてやラスでこの試合を終えると、2回戦の結果次第では自チームがボーダーになってしまう恐れすらありました。雷電より上の着順で終えるというのが寿人選手に課されたミッションで、南1局で瀬戸熊選手に跳満直撃された時はヒヤっとしたと思います。それらをはね返す倍満のアガリなので、もう強いのひと言ですね。

 このトップにより、セミファイナル進出を決定づけたほか、MVP争いでも2位の内川幸太郎選手を大きく突き放し、逃げ切りに成功しました。

 今シーズンは、寿人選手のこういうシーンをよく見ますね。この手は当然リーチなのですが、ほかの人ならばヤミテンにするような手もリーチしているから、こういう記憶に残るアガリが増えるのです。リーチをしないとこういうドラマは起きないじゃないですか。寿人選手のリーチ攻撃が決まった、象徴的なシーンでした。

 ☆おかだ・さやか 1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、昨シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。

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