【週刊Mリーグ】女流首位・二階堂亜樹プロ 美女対決で「超危険牌」をビシビシ

2020年11月18日 16時00分

【写真上】左の上家はホンイツ濃厚。まだ一向聴でも押す【写真下】テンパイなら当然押す(顔写真は亜樹プロ)

【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】対局者4人が全員美女!という女流対決も話題になった先週のプロ麻雀リーグ「Mリーグ」。その結果を、選手として出場中のモデル兼プロ雀士・岡田紗佳のリポートとともに振り返ろう。

 KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。先週、今シーズン初めて女流プロ4人による試合が行われました。この日は惜しくもラストとなってしまった亜樹選手ですが、先週末の段階で個人スコア4位、女流だとトップと今シーズンは絶好調です。その要因がハッキリと見えた試合となりました。

 まずラス目で迎えた東4局0本場の親番です。日向選手が間に白ポンを挟んでの3萬トイツ落としを見せ、さらに9筒ポンして打6筒としました。かなりホンイツの可能性が高い仕掛けで、2筒8筒のシャンポン待ちで白發ホンイツトイトイ跳満の手をテンパイしていました。

 これに対して亜樹選手は一向聴から7筒を切っていきました。日向選手の最終手出しが6筒なので、めちゃくちゃ危険な牌です。今までならば一向聴で押す印象がないため、とりあえず3萬などを切って一向聴をキープするのかなと思っていましたが、1・4・3萬も5・8萬も逃したくないという意思が表れたかなり積極的な一打です。結果的に1萬を引き入れて、リーチから満貫ツモとなりました。

 1本場で5800点は6100点をアガって迎えた2本場も、ホンイツがクッキリと見えた仕掛けに攻め込んでいきました。配牌はバラバラだったため、ドラの白と安全牌を残して手狭に受けながら七対子か789三色を見ながら進行していきます。先に仕掛けたのは下家の高宮選手で、東をポン。これも0本場の日向選手同様に、ホンイツがかなり濃厚な手です。一方、亜樹選手はジュンチャン三色をテンパイしたところでションパイのドラ白を切っていきました。まだ高宮選手から筒子も字牌も余っていないこと、そして仮に白をトイツで持っていたら赤5索を切ってまであえてホンイツに行かないだろうということから切れるのですが、この後9筒をチーさせて3筒も打っていきました。

 さらに高宮選手が東を加カンし6筒をツモ切った後、カンドラが乗って跳満テンパイとなった亜樹選手は4筒まで切って満貫の振り込みとなりました。これは高宮選手がテンパイしていないかもと思って打ったのではなく、リーチに対して超危険と分かっていながら切ったようなものです。

 守備的と言われる亜樹選手は昨シーズンまでならば止めていた牌だと思いますが、それを切ったというのが今シーズンの変化です。序盤の手組みはバランスを取りながら進めているのですが、最終的な押し引きでは必ずと言っていいほど押す方を選んでいます。攻めによって放銃につながることもありますが、それが今期の好成績に反映されているのだと思います。

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