【週刊Mリーグ】10月26日は“役満の日”!? 非採用だけど激レア「四連刻」

2020年11月04日 16時00分

①3回ポンでテンパイ②3萬はカンせず③9萬をツモった④アガり切った滝沢プロ(右)VS対抗した萩原プロ

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 KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。今年3年目のMリーグで、10月26日は注目の一日となっていました。一昨年は寿人選手の国士無双、昨年は瀬戸熊選手の四暗刻と毎年、役満が出ているからです。果たして今年はどうなのか? まさかの“幻の役満”が飛び出しました。

 萬子多めの配牌をもらった滝沢選手は1萬ポンから発進します。さらに3萬、4萬と立て続けにポンして、捨て牌1段目で早くもチンイツトイトイを9萬単騎待ちでテンパイしました。手牌にあるのは9萬1枚と2萬3枚で、134萬をポンしています。Mリーグでは採用していないのですが、ローカルルールでは役満となる四連刻(同じ色で4つ連続する刻子)のテンパイです。

 それに対し、ラス目の親の萩原選手は、今年初トップを目指して發をポン。親番をキープするために1500点の手ながら7萬、白、2萬と危険な牌を押して、滝沢選手と同じ9萬単騎でテンパイしました。

 アガリへの分かれ目となったのは、残りツモ1回を残したところで滝沢選手が3萬を持ってきた場面です。もちろん加カンする選択もあったのですが、ツモ切りました。これは決して弱気だったからカンしなかったのではありません。その理由として自分にカンドラが乗る確率がかなり低いことが挙げられます。234萬は絶対に乗らず、単騎で待っている9萬がドラになる8萬も自分で2枚切っています。1萬がドラになる9萬がめくれたらアガリの可能性がかなり低くなります。対する萩原選手は実は1500点の手ですが、滝沢選手の目からドラの南は1枚も見えておらず、打点が分かりません。カンドラが乗ったらすごく高い手になってしまうかもしれません。

 さらにカンしたらリンシャン牌はありますが、自分のハイテイツモ番が消えます。そして3萬は完全な安全牌。カンすることによって自分よりも親の打点を上げてしまう危険性が高いこと、残りツモ回数はカンしてもしなくても変わらないこと、3萬は絶対に通る安全牌であることから、加カンせずにツモ切り、ハイテイで9萬を持ってきて倍満のアガリとなりました。

 Mリーグの公式記録上は10月26日の役満記録は途絶えましたが、四連刻が出て“役満の日”であることが証明されました。来年の10月26日が楽しみですね!

 ☆おかだ・さやか 1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、昨シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。

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