プロ麻雀リーグ「Mリーグ」が10・5開幕 2020シーズン大展望 魚谷侑未が2年連続MVPへ役満多発注意報

2020年10月05日 14時51分

魚谷侑未は2年連続MVPを狙う

 3年目もアツい! もはや秋の名物になりつつあるプロ麻雀リーグ「Mリーグ」の開幕。今週から始まる2020シーズンは、総勢?人のMリーガーが、来年3月まで?試合を戦う。その見どころを本紙麻雀担当記者が徹底解説する。

【見どころ①この選手を見よ!】今シーズンの新規参入選手は、ただ1人。開幕前のドラフト会議でKADOKAWAサクライナイツから指名された堀慎吾だ。

 昨年、所属団体「日本プロ麻雀協会」の最高峰タイトル「雀王」を獲得したトッププロ。勝ちにこだわるスタイルもさることながら、謙虚なMリーガーが多い中、シーズン前から「負ける気はしない」と豪語するビッグマウスでも注目を集めている。有言実行となるか。

 セガサミーフェニックスの魚谷侑未からも目が離せない。Mリーグでは女性雀士の奮闘が話題だが、2019シーズンでは並みいる男性プロを抑えてMVPを獲得し、麻雀に性差がないことを証明した。個人スコアと最高スコアで1位を獲得しただけではなく、リーグ史上初めて1シーズン2回の役満をアガるなど完全覚醒。今季も華やかな麻雀を見せてくれそうだ。

【見どころ②連覇と悲願】昨季、見事な逆転優勝を果たしたU―NEXT Pirates。レギュラーシーズン6位、セミファイナル4位通過ながら、ファイナルシリーズでの勝負強さが光った。

 もともと〝麻雀サイボーグ〟小林剛がデンと構えるチームだけに、安定感は十分。昨季後半に爆発した石橋伸洋や、2年目となる瑞原明奈の出来次第で連覇も見えてくる。

 一方、2年連続でファイナルに進んだ唯一のチームながら最後に涙をのんできた渋谷ABEMASにとっては、悲願達成に向けたシーズンになる。

 初年度MVPで大黒柱の多井隆晴は今季もMVP候補筆頭。昨季は白鳥翔が個人スコア4位と飛躍し、新加入の日向藍子もチームのムードを盛り上げた。男性Mリーガー最年少の松本吉弘がブレークすれば、今度こそ…。

【見どころ③倍返しだ!】昨季レギュラーシーズン首位のフェニックスも、優勝したPiratesも、前年はファイナルにも進出できず。悔しさをバネに…と考えると、2年目に成績を落としたチームがリベンジに燃えているのは間違いない。

 まずは2018レギュラーシーズンの覇者・EX風林火山。昨季はまさかの最下位に終わったが、先日、マネージャーが「今季3位以内に入らなければ選手の入れ替えをさせてほしい」と提案。3選手が了承したことから、背水の陣となる。怖い存在になりそうだ。

 その風林火山をファイナルで逆転し、2018シーズンを制した赤坂ドリブンズも、昨季はまさかのブービー。大活躍だった園田賢は個人スコア最下位に沈んだ。変幻自在の鳴きを駆使した〝魔法〟とも称される立ち回りが戻るか。

 KONAMI麻雀格闘倶楽部も不気味。昨季はレギュラーシーズン3位ながら、セミで足元をすくわれ、2年連続でのファイナル進出を逃した。Mリーグ3年目、そろそろ〝魔王〟佐々木寿人が大爆発しそうな予感も。

【見どころ④その他】今季からレギュレーションが変更された。2020シーズンから起算して、閉幕時に2シーズン連続で4位以内に入れなかったチームは、翌シーズンにおいて最低1人の入れ替え、または追加によってチーム編成の変更が義務付けられる。よりシビアなバトルが繰り広げられそうだ。

 また、今年7月に出産したTEAM RAIDEN/雷電の黒沢咲は、〝産休〟を取ることなく、開幕からスタンバイ。ファンを魅了する〝セレブ打法〟がママになってパワーアップしていたら…ワクワクが止まらない!

【Mリーグとは】麻雀競技の普及と発展、プロスポーツ化を目指して2018年に発足。代表理事(チェアマン)は藤田晋サイバーエージェント社長、最高顧問は川淵三郎氏。ルールは東南戦で「一発・裏ドラ・赤ドラあり」。優勝賞金は5000万円。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成された8チームで争う。過去2シーズンの結果は上表の通り。2020シーズンは?月5日に開幕。レギュラーシーズン?試合の上位6チームがセミファイナル(?試合)へ。その上位4チームがファイナル?試合で優勝を決める。