【週刊Mリーグ】沢崎プロの「ビタ止め!」に真骨頂を見た!!

2020年04月04日 12時00分

【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。セミファイナルに入ってから、チームは好調です(編集注・執筆時はセミファイナル全日程終了前)。その中でもやはり大きな原動力となっているのは、沢崎プロですね。解説に入っていた鈴木たろうプロ(赤坂ドリブンズ)も「えっ、何があったんですか?」と驚いた「ビタ止め」を見せてくれました!

 5万1900点持って親番を迎えた沢崎プロは、2着目の石橋プロとの差は2万点以上あり、石橋プロは親番もないので、石橋プロへの放銃さえ気を付ければかなりトップのまま逃げ切れそうです。

 その石橋プロがさっそく4巡目に赤5索含みでチー。白と南のダブルバックで、赤赤ドラの満貫の手です。さらに次巡、白を持ってきて69筒待ちで早くも聴牌(テンパイ)しました。

 それに対して、沢崎プロはドラも赤もなく、あまり高くならなそうな手です。石橋プロの河には北8索6萬2筒5筒と真ん中の濃い牌が並び、かなり早そうに見えますね。そこでアガリのチャンスをうかがいつつ、安全に手を進行していきました。

 9巡目がまさにそうですね。5萬を切るのが最も広い形なのですが、4筒を切りました。どちらも無スジの牌ですが、4筒に関しては7筒が通っているかつ、石橋プロの切った順番が2筒5筒です。仮に14筒待ちだったら、これが逆になっているケースが多いので、安全だと判断して切ったのです。

 アタリ牌の9筒をつかんだ時も、4索を切って放銃を回避しました。これもどちらの牌も無スジなのですが、1索が通っていて47索はワンチャンスなので、4索の方が安全と見たのです。タンヤオのみの一向聴(イーシャンテン)で粘ってはいたのですが次巡、3筒を持ってきて、ほぼノータイムで4索を切り完全におりました。石橋プロの最終手出しが5筒で、待ちに関連している可能性が高いので、36筒はド本命牌です。

 この局は流局になり、沢崎プロは逃げ切って見事にトップを取りました。9筒だけをビタ止めしたかのように見えますが、自分の手は愚形ばかりが残ってアガリが見込めない上に安いこと、石橋プロへの放銃は絶対にダメなことから、その前から受けていたということです。無スジでも安全そうな牌は通して粘る一方で、本当に危険な牌は切らない。沢崎プロの真骨頂を見たような気がします。

☆おかだ・さやか=1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、今シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。

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