【週刊Mリーグ】レギュラーシーズン最終局! プロとしての意地と誇りに目頭が…

2020年03月21日 12時00分

対局後に頭を下げる4人。誰もが最善を尽くした(C)AbemaTV

【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。いよいよセミファイナルが始まりました。サクラナイツもファイナル進出を目指して頑張ります! 今回のコラムでは、レギュラーシーズン最終日最終局に敗退した2チームの選手が見せた麻雀プロとしての意地、誇りを取り上げようと思います。

 ドリブンズの村上プロはセミファイナル進出のためにはトップが必要なため倍満ツモ、トップ目の和久津プロから跳満直撃が必要で、その条件をクリアするべく手を組んでいきます。

 一方、難しい立場なのが勝又プロです。役満やダブル役満をツモってもセミファイナル進出は無理という状況で、麻雀プロとしては心が苦しいというか、最も打ちたくない局面なんですね。本人に聞いたところ、勝又プロ自らが志願して、最終戦登板が決まったそうです。

 村上プロに条件が残っているので、勝負を邪魔したくないという気持ちもあったことでしょうし、なおさらどう打つか難しいところです。勝又プロが選んだのは麻雀プロとして一つでも上の着順を目指すこと、そしてわずかにマイナスだった個人ポイントをプラスにするということ。3着目の村上プロとは1000点差、2着目の寿人プロとは3100点差で、ツモ700・1300以上を目指して進めていきます。タンヤオ・カン3索待ちでリーチし、村上プロからリーチ棒が出た後に和久津プロから出アガり、2着に浮上して戦いを終えました。

 私が勝又プロの立場だったら苦しくて、どう打っていいのか、分からなくなっていたかもしれません。だからこそ当たり前に淡々と打って最善を尽くした勝又プロは本当に格好良かった。今まで見た中で一番格好良かったなと思います。

 またアガることはできなかった村上プロも、裏ドラ次第で条件を満たすリーチにまでこぎつけたのはさすがの一言です。和久津プロ、寿人プロもチームにとって最善を尽くしました。終わり方はドラマチックではなかったかもしれません。それでも特にチームが敗退となった勝又プロ、村上プロの意地を見させてもらい、麻雀プロとして目頭が熱くなる一局でした。

☆おかだ・さやか=1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、今シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。