【週刊Mリーグ】全員の“らしさ”がキラリ 見どころ満載の名局!

2020年01月17日 12時00分

【上】前原の先制リーチ!【中】丸山はチーで食いのばし【下】二階堂は当たり牌の8萬を止めた

【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】年末年始のお休みを挟み、先週再開されたプロ麻雀リーグ「Mリーグ」2019シーズン。新年最初の週はどのような結果になったのか。選手として参加中のモデル兼プロ雀士・岡田紗佳のリポートと、「Mリーグで見せたプロの選択」特別版とともにお届けします。

 KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。今年もよろしくお願い致します! 先週再開したMリーグではさっそく面白い局がいっぱいありましたね。その中でも4人の特徴が出た、プロらしい一局を取り上げたいと思います。

 まず6巡目に聴牌(テンパイ)したのは親番の丸山プロです。カン8萬待ちで、手変わりがいっぱいあるため、ヤミテンに構えます。すると2巡後に、同じカン8萬待ちで前原プロからリーチがきました。赤が1枚あり、8萬の場況も悪くない。前原プロにとっては当然のリーチですね。亜樹プロが現物の3萬を切ったところ、萬子45679と持っていた丸山プロはチーして9萬を切りました。いわゆる「食いのばし」というテクニックです。

 一発を消しつつ、自分の待ちはリャンメンに変化して、タンヤオの役も付きます。本当は自分がリーチしたかったのですが、他家から先に入ったので、妥協したということです。結果的にこのチーにより、前原プロが一発でツモっていた8萬は食い流れました。

 その8萬をつかんだ亜樹プロは、赤赤でリャンメン2つのピンフ一向聴の勝負手。当然いきたいのですが、8萬を長考した結果、打ちませんでした。まず前原プロのリーチに通っていないこと。また3萬をチーして9萬を押した丸山プロも萬子の上の方を持っていると読めますね。これらの理由から亜樹プロは止めたのです。ここで止まるということがすごいですし、これが成績が安定している理由ですね。アガったのは、和久津プロです。序盤からドラの發1枚を浮かせながら柔らかく打ち、スリムに構えて手を進行します。前原プロのリーチ後に發が重なり、現物を切っていって聴牌。一発で前原プロから出アガリました。

 四者四様、スタイルは違いますが、それぞれが光っていて、全員で作りあげた一局でした。2020年一発目のMMM(もう一度見たい麻雀Mリーグ)は、この一局を選びたいと思います。

☆おかだ・さやか=1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、今シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。