【週刊Mリーグ】白鳥プロ 四暗刻単騎への分岐点

2019年12月21日 12時00分

ここで3筒切り(上)、5萬単騎で出アガリ(下)

 本紙は10月からプロ麻雀リーグ「Mリーグ」2019シーズンを“徹底追跡”している。選手として参加中のモデル兼プロ雀士・岡田紗佳のリポートと、プロの選択をクイズ形式にした「あなたなら何を切る?」を、先週の結果とともにお届けします。

【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。開幕から多く役満が出ている2シーズン目のMリーグですが、先週も白鳥プロが四暗刻単騎をアガリました。今週のMMM(もう一度見たい麻雀Mリーグ)は、四暗刻に照準を合わせた白鳥プロの一打です。

 前局、四暗刻を聴牌(テンパイ)するもツモれず迎えた南3局。配牌でドラの5索が赤牌含みで2枚あったので、端牌を切って普通に進めていったら、6巡目に2筒、4萬、ドラの5索が暗刻(アンコ)、3索がトイツと、四暗刻単騎のイーシャンテンとなります。2萬、5萬、3筒で何を切るのか? 選んだのは3筒。この一打がキーになりました。

 すでにドラ4あるわけですし、普通に打つのだったら2萬で、手広くします。しかし白鳥プロは四暗刻を強く意識しました。場の状況を見ると、筒子はほとんど切られておらず、3筒が山に残っているのかは分かりません。それに対し、萬子は1萬と2萬を早く切っている人がそれぞれいて、自分が4萬を3枚持っています。2萬はけっこう山にいそうだな、という河に見えるんですよね。

 狙い通り10巡目に3索も暗刻にして、四暗刻単騎を聴牌します。直前に2萬が切られていたので、結果的に山に3枚残りだった5萬を残して、トップ目の小林プロからロンしました。この5萬は、生放送の実況を盗聴でもしてないと(笑い)、誰も止められないと思います。

 手広く受けるために、6巡目に3筒を残して、2萬を切っていたらどうなっていたのでしょう。8巡目に1筒を持ってきて、2筒と3索のシャンポン待ちで聴牌となります。手変わりもあるし、ドラ4あるので、ほとんどの人が5萬を切って、聴牌を取ると思います。次巡、4枚目の2筒を引いたので、ツモ三暗刻ドラ4の跳満のアガリとなっていました。

 この形でアガる人はかなりいると思うので、それだけに白鳥プロの四暗刻に照準を合わせた一打は見事でした。

☆おかだ・さやか=1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、今シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。

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