【週刊Mリーグ】これぞ萩原聖人!の四暗刻テンパイ

2019年12月14日 12時00分

(1)となった萩原(2)は6筒を切り、すぐに5索を持ってきてリーチ(3)。(4)は流局後、萩原の手を見つめる岡田(C)AbemaTV

 見どころ満載のプロ麻雀リーグ「Mリーグ」2019シーズンを“徹底追跡”する週イチ企画。選手として参加中のモデル兼プロ雀士・岡田紗佳のリポートと、プロの選択をクイズ形式にした「あなたなら何を切る?」を、先週の結果とともにお届けします。

【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。先週のMMM(もう一度見たい麻雀Mリーグ)は、「これぞ萩原聖人!」と言うべき四暗刻聴牌(テンパイ)です。

 萩原プロは8巡目に西と6萬が暗刻で、4索5索がトイツ。筒子は赤含みの5567という形で、5筒を切れば、ツモリ三暗刻聴牌です。リーチして一発やツモって裏が1枚乗れば跳満から、3枚乗ったら倍満になる手ですね。

 リーチしなくてもツモったら満貫なので、5筒を切ってヤミテンという人もいるでしょう。5筒を切っといて、36索を引いたらリーチという選択も多いと思います。萩原プロの選択はどちらでもなく、67筒と落として四暗刻に向かうというものでした。

 四暗刻に必要な4索5索、5筒はド真ん中の牌なので、待ち牌としてはあまり良くありません。ただ萩原聖人といえば役満のイメージは強いですし、何にせよ「雷電の麻雀は面白いんです!」から、役満だけは逃したくないという一手ですね。また聴牌を外しても、ポンしてトイトイに向かって三暗刻の聴牌にも取れるし、36索引いての再度の高めイーペーコーのリーチの保険も利いています。しかしそれでもなかなか選べる一打ではなく、萩原プロならではでした。すぐ後に5索を持ってきて、ツモり四暗刻聴牌のリーチはお見事でした。

 萩原プロからリーチが来て、対局していた私が考えたのはドラ受けの67筒のリャンメン外しを見てまず絶対に高い手なんだろうなと。高くて好形か、それこそ四暗刻のような手なのか、です。ただ萩原プロの捨て牌が結構普通だったので、ピンフ系の手かもしれないなと思っていました。

 その時点で私は5万点持ちのトップ目だったので安全策を取りつつ、チャンスがあればアガリに行こうと思っていました。最終的にメンホンドラドラ役牌三暗刻の倍満の手を聴牌したのですが、最後に1枚切れで、いかにも怪しい發をつかんで降りました。

 流局して萩原プロの手を見て、ツモられなくて良かった、ラッキーだなと素直に思いました。ツモられていたら私のトップはかなり遠のいてしまいましたから。

☆おかだ・さやか=1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、今シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。

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