【週刊Mリーグ】気合の一発ツモ! “リーチ超人”村上プロの凄みを見よ!!

2019年11月30日 10時00分

「西」を持ってきた村上。点棒を受け取る手は震え、顔は紅潮していた(左上)(C)AbemaTV

 盛り上がるプロ麻雀リーグ「Mリーグ」2019シーズンを追う週イチ企画。選手として参加中のモデル兼プロ雀士・岡田紗佳のリポートと、プロの選択をクイズ形式にした「あなたなら何を切る?」を、先週の結果とともにお届けします。

【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。先週のMMM(もう一度見たい麻雀Mリーグ)は、“リーチ超人”村上プロの気迫のツモです。

 東3局でマイナス4200点のハコ下になってしまった村上プロですが、そこから着実に点数を取り戻し、オーラスの自身親番の1本場になるころにはトップ目が萩原プロで4万5000点、2着目が滝沢プロで3万1000点、そして自身は3万800点の3着目となっていました。

 まず仕掛けたのは、ハコ下の前原プロで、白を1鳴き、2萬もポンして早々に25筒の聴牌(テンパイ)を入れます。もはや着順アップは望めないので、少しでも加点するため、失点しないようにするためアガリに向かいました。

 ここで2着目の滝沢プロがファインプレーを見せます。3着目の村上プロとは200点差しかなく、1000点といえども振るわけにはいきません。2筒が浮いていましたが、前原プロの聴牌気配を感じて止めました。一方、手が良かった萩原プロは前原プロに跳満を打ってもトップをキープできるので、自身の手を進めつつ当たってもおかしくない牌を積極的に切っていきます。

 絶体絶命の村上プロでしたが、メンホン七対子を聴牌して、絶好の西単騎でリーチ一発ツモ。見事に倍満のアガリとなり、この半荘をトップで終えました。リーチしない選択をする人もいると思いますが、リーチをすると跳満が確定し、例えば前原プロからロンアガリしてもトップ目に立ちます。リーチ超人としてはリーチの一手ですね。

 見ていて対局している選手の心理がひしひしと伝わり、そして何より村上プロの気迫が感じられました。ハコ下になっても逆転できるんだ!というのを見せてくれましたね。

 点数申告する時、20年以上麻雀プロをやっている選手なのに声も手も震えていました。プロ雀士はあまり表情に出さないのですが、顔も紅潮していましたし、Mリーグにかける思いの強さが分かる気合の一発ツモでした。とにかく村上プロの凄みを見てほしい一局です。

☆おかだ・さやか=1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、今シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。