【週刊Mリーグ】魚谷プロの打点とスピード 思い切った9筒ポンから倍満仕上げ

2019年11月14日 18時00分

【写真上】間髪いれずポン! 迷わず6萬から落としていった。【写真下】ドラの1筒や白をカンして最後はツモアガリ!(C)AbemaTV

 選ばれしプロが覇を競う麻雀リーグ「Mリーグ」2019シーズン。先週の結果と、選手として参加中のモデル兼プロ雀士・岡田紗佳のリポート、さらに今回は“何を切る?”の特別編をお届けしよう。

【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。先週のMMM(もう一度見たい麻雀Mリーグ)は、魚谷プロの高打点を見た積極的な仕掛けです。

 魚谷プロの配牌は役牌の白とオタ風の南がトイツ、第1ツモでドラの1筒がトイツになったものの、他はバラバラです。ターツも足りず、鳴き仕掛けはできますが、アガリは見込めにくいなあ、という感じです。

 3巡目に9筒も重なりましたが、アガリは遅そうなので、ターツになりやすい6索を切ってチャンタやトイトイ、ホンイツを見ました。5巡目に9筒をポンして6萬、4萬のターツを落とします。ここからは筒子のホンイツ一直線ですね。

 役牌やドラの1筒からは鳴けるけど、その時点で4トイツで七対子もあるので、9筒から鳴くのはためらう人も多いと思うんですよ。普段から練習していないと「ポン」の声は出ないですね。少なくとも満貫を見ながらも、自分は遅い手なので、相手にプレッシャーをかけつつ進行しようということです。

 後に手が入っていた黒沢プロから1筒が打ち出されポンします。これで危険な字牌をつかんだ黒沢プロ、手の内に持っていた勝又プロの手は止まりました。親の沢崎プロだけが7筒を1枚押しましたが、やはりそんなに強くは前に出られません。3人の動向を見極めた魚谷プロは、1筒を加カン。さらにアンコになった白をアンカンします。自分だけが鳴いている局面だとカンはしづらいのですが、ここは周りが引いているように見えるから、カンしやすいですね。カンドラも乗って、倍満をツモって見事にトップを取りました。

 今季の魚谷プロは打点にかなり寄せています。この局はすごい顕著で、3900点や5200点では満足せずに倍満に仕上げました。9筒ポン、そして6萬4萬のターツ落としは、スピードと打点のバランスが絶妙の一手でした。

☆おかだ・さやか=1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、今シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。