プロ麻雀「Mリーグ」30日開幕 強いだけじゃない美雀士8

2019年09月29日 11時00分

岡田紗佳

 これが日本最強の女流雀士たちだ! いよいよ30日にプロ麻雀リーグ「Mリーグ」2019シーズンが開幕する。昨年に続く2シーズン目となる今回は1チーム増えて、全8チームが覇を競う。プロ麻雀の大会といえば強そうなオジサンたちがしかめっ面で打っているイメージがあるかもしれないが、それはもう古い! Mリーグには個性的な女流雀士が数多く参戦しているのだ。アツいバトルの“開戦”を前に各チームから注目雀士を1人ずつ紹介しよう。

【(1)岡田紗佳(25=KADOKAWAサクラナイツ)】萩原聖人に続く、2人目の芸能人Mリーガー。今年のドラフト会議で指名された時はうれしすぎて号泣した。

 モデルにしてプロ雀士。本紙読者には「Mリーグ前線!」などの連載でもおなじみだが、その実力はプロの間でも評判になるほど。特に大舞台に強く、テレビ対局では伝説の役満「九蓮宝燈」など、何度も役満をあがっている。Mリーグでも役満に向けて虎視眈々。

 サクラナイツ加入が決まってからは、常にピンク色の物を身に着けている。「最年少だからこそうまく打とうとせずに、腕を振っていこうかなと思いますね。格好つけずにやれる限りのことをやろうと思っています」

【(2)高宮まり(30=KONAMI麻雀格闘倶楽部)】現在の女流プロ雀士で人気ナンバーワンと言えるだろう。グラビアにも進出し、何枚もDVDをリリース。ド迫力ボディーを披露し、骨抜きにされた男性ファンはメチャメチャ多い。

 そのルックスからは想像し難いが、麻雀スタイルはMリーガーでもっとも攻撃的。昨シーズンはなかなかトップが取れずに苦しい戦いが続いたが、11月の自分の誕生日に初トップとなったところは、さすがスターだ。「相手が誰であれ、自分のファイティングスタイルを崩さないで戦いたいなと思います」

【(3)瑞原明奈(32=U-NEXT Pirates)】ドラフト会議での指名が有力視されていた雀士で、予想通りに指名を受けた。

 昔から麻雀に興味があり、結婚してからテレビ観戦、ネット麻雀ばかりしていたところ、夫から勧められて麻雀番組の生徒役に応募したことがプロ入りのキッカケ。2児の母(4歳の長女、8か月の長男)で、娘は母が映っている麻雀番組を見て、必死に応援してくれているという。やはり“母は強し”ということか。

「もともとは緊張したりすることはあったのですが、いろんな人生経験で(なくなった)。今のところ自分の感覚だと平常心で挑めるのではないのかなと思います」

【(4)日向藍子(31=渋谷ABEMAS)】今シーズンから参戦。昨シーズンはMリーグのパブリックビューイング会場で解説者として盛り上げた。かわいらしいルックス、底抜けに明るい性格、珍発言連発のトークが人気だが、麻雀を打っている時は“般若”のような厳しい顔つきになっている。ユーチューバーとしても活動中だ。

 実は4月に出産したばかりで、5か月の娘を持つママでもある。麻雀プロ、ユーチューバー、そしてママとして多忙な生活を送っている。「いい意味で考え込む時間がないから、すがすがしく生きてられる。緊張しいなんですけど、お仕事と子育てのおかげでメンタルはめちゃくちゃ安定しています」

【(5)和久津晶(41=セガサミーフェニックス)】日焼けを欠かさず常に肌が黒い、ギャル風雀士。今シーズンからの参戦で、髪形もMリーグ仕様にチェンジしてきた。実力も折り紙付き。日本最大のプロ団体、日本プロ麻雀連盟の最上位リーグに在籍している。

 そのルックス、攻撃的なスタイルから、ついた異名は“アマゾネス”。自宅で筋トレを欠かさず、体脂肪率は驚異の11%。ここ3年でヒップが3センチほど上がるなど、とてもアラフォーとは思えないスタイルを維持している。「戦闘民族です。戦いに来たんで。私は熟女の星になります」

【(6)丸山奏子(26=赤坂ドリブンズ)】麻雀を始めて6年目、プロになって2年目にもかかわらず、昨シーズン優勝チームのドリブンズからドラフト会議で指名された、まさに“Mリーグのシンデレラガール”。丸山も「まず自分のこととは思えなかったんですね。言葉で表すと『青天のへきれき』というのが一番近いんじゃないかなと」と振り返る。

 今は麻雀プロに専念しているが、最近まで不動産会社でOLとして働いており、「宅地建物取引士(宅建)」の資格も持っている。「まだ成長途中でスタイルが確立されていないので、学んでいる途中にスタイルが変わっていくと思うんですよね。変化していくのを見守ってもらうのがいいのかなと思っています」

【(7)黒沢咲(年齢非公表=TEAM RAIDEN/雷電)】チームメートの萩原聖人から「お嬢」と呼ばれており、昨シーズンは“セレブ打法”が大きな話題となった。安い手では絶対に満足しない。とにかく高打点を目指して向かっていくスタイルに魅了されるファンも多い。セレブらしく配牌にドラや赤ドラが…。

 本人は謙遜して否定するが、実家もセレブらしい。重要な試合前の勝負飯はウナギ。「うちのチームは見せて勝つというのをスローガンにやっていますので、それを意識して練習しています」

【(8)二階堂亜樹(37=EX風林火山)】麻雀界の女流プロを代表する「二階堂姉妹」の妹。“卓上の舞姫”の愛称を持つ。「ドラは恋人」と公言しており、よほどのことがないとドラを切り出さない。昨シーズンからの参戦で、「4着回避率」で2位に輝くなど、安定した戦いが目立った。ちなみにダマテン率は1位だった。

 昨シーズン、風林火山はレギュラーシーズンを首位で突破するも、ファイナルシリーズではドリブンズにまくられて2位と悔しい幕切れとなった。

「ラスを引かないようにしようと、より守備を意識しすぎた。今シーズンは守備よりは攻撃を意識した麻雀を打ちたいなと思っています」

【Mリーグとは】麻雀競技の普及と発展、プロスポーツ化を目指して発足。代表理事(チェアマン)は藤田晋サイバーエージェント社長、最高顧問は川淵三郎氏。ルールは東南戦で「一発・裏ドラ・赤ドラあり」。優勝賞金は5000万円。インターネット放送局「AbemaTV」で全試合生中継される。昨年10月~今年3月に行われた2018シーズンは7チームが参戦し、赤坂ドリブンズが優勝。9月30日から開幕する今シーズンは、男女混成チームが義務化され、新チームKADOKAWAサクラナイツを加えた8チームで争う。7月に行われたドラフト会議で8人が追加指名された。