手間いらず!コンビニ冷やし麺 コスパもインスタントに負けません! 夏向きの辛焼きそば&激辛アレンジ術も紹介

2022年07月31日 10時00分

ローソン「盛岡風冷麺」
ローソン「盛岡風冷麺」

おいしく進化中! インスタント麺ガイド

 テレビなどでも活躍する愛好家の大山即席斎氏が、注目商品を紹介する月イチ企画。今回はインスタントとまではいかないが、年々レベルが上がっているコンビニの冷やし麺もピックアップしてくれたぞ。夏向きのアレンジ術もお見逃しなく。

 近頃コンビニの冷やし麺が人気となっていてよく話題にのぼる。

 インスタント麺にも冷やし中華はあるけど、麺をゆでた後に麺を冷やすのに何度も冷水にさらさなくてはならず、普通のラーメンより手間がかかるのがネックだ。

 その点、コンビニの冷やし麺はそんな手間はいらず、大半の商品は添付の液体スープを器に入れて麺と混ぜ込み、具をのせるだけでOKだ。価格は400~600円が主なのでインスタントと比較するとかなり高価ではあるが、しっかり生の食感がある麺と充実した具材によりコスパは劣っていない。

 せっかくなので主要コンビニ3社の気になる商品をチェックしてみた。

 まずはコンビニの冷やし麺から! 

◆ローソン「盛岡風冷麺」

 たっぷりな量のある澄んだつゆは、ほどよく酸味があるスッキリ味。冷麺らしく透明感のある太麺は、表面がなめらかでコシ感があってかみごたえもあり。かやくはキムチ、ゆで玉子、焼豚たれ和え、ゆでホウレンソウ胡麻油和え。キムチの辛みは強め。焼豚は厚みがあって、本物らしい味と食感がある。麺の表面を覆い尽くせるほど豪華な具材だ。

◆セブン―イレブン「札幌すみれ監修 冷し味噌ラーメン」
セブン―イレブン「札幌すみれ監修 冷し味噌ラーメン」

 つゆはチキン・練りゴマ・ニンニクの旨みが出ていてみその風味が芳醇だ。麺はナチュラルなかみごたえがあって弾力感に富んだモチモチ食感。かやくはモヤシ、焼豚2枚、タマネギ、豚挽肉、メンマ、米みそ、ニンニクの芽。焼豚は薄切りだけどちゃんと焼豚のおいしさが味わえるし、メンマもやわらかい。

 

 

 

 

◆ファミリーマート「冷しとろろそば」
ファミリーマート「冷しとろろそば」

 めんつゆは夏向きな薄味であっさりしたまろやかな味わい。麺はそばにしてはかみごたえのあるしっかりした食感。かやくはとろろ、キュウリ、海苔、そしてしっかりと辛いわさび。暑さの中ですする冷たいとろろが快感だ。

 

 

 

 

 

【夏を乗り切る韓国の辛さ】

農心「辛ラーメン 焼きそば 袋麺」
農心「辛ラーメン 焼きそば 袋麺」

 日本における韓国インスタント麺の市場を切り開いてきたのが韓国農心の「辛ラーメン」だ。その辛ラーメンもプレミアム版のブラックやキムチ、ライト等のバリエーションを生み出しており、ブランドが完全に定着したようだ。
 今回取り上げるのは焼きそばだ。夏は冷やしが人気だが、辛いものも根強い人気がある。ガッと辛いものを食ってバッと汗をかいて後はスッキリという夏の乗り切り方だ。

 フライパンでゆでてから炒めて作るこちらの麺はオリジナルの辛ラーメンの麺より細めの中太麺で、かみごたえのあるムチムチ食感。赤い粉末ソースと朱色の調味油をかけて水気がなくなるまで炒めたら出来上がり。

 辛さはオリジナルの辛ラーメンより少し強い。かやくとして「辛」の文字がプリントされたかまぼこ、チンゲン菜、牛肉風大豆たん白、シイタケ入り。袋麺でもけっこうな具材入りなのが韓国ラーメンのありがたいところだ。

 

【今月のアレンジ術=冷やしつけ麺に仕立てる】

右下の粉末を水で溶いて食べてみた

 今年の暑さは異常だ。6月末から7月頭にかけて東京で9日連続猛暑日を記録した。

 毎日ラーメンを食う者としての防衛策は「冷たい麺を食べる」ことなのだが、連日冷やし中華、そうめんでは飽きてしまう。そこで、いつものラーメンを冷やしつけ麺として食べることをおすすめする。

 作り方は簡単。麺を通常通りにゆでてから流水で冷やし、水を切って器に入れる。別の器に粉末スープを入れて水を注いで混ぜる、ただそれだけ。

 ラーメンは粉末スープで作るタイプがオススメだ。調味油を別添するタイプだと油が冷水にうまく溶けてくれない可能性があるからだ。スープは冷水で作るより常温の水で粉末を溶いてから氷を入れて冷やすのがよい。
 初めてやる場合は、サッポロ一番塩らーめん、チャルメラ、出前一丁といった昭和の定番商品を選ぶのがいいだろうが、今回はちょっと冒険して、日清の「爆裂辛麺」を使用した。

 真っ赤な大量の粉末スープで作るドロドロ感のあるつゆは、ひと口目から舌がビリビリするほど辛い。とても普通のスピードで食べることはできない激辛だ。しかし、辛さの背後には魚介系の旨みがある。ぶっとい麺はかみごたえのあるガッシリシコシコ食感。見た目はほぼうどんだ。今回はこれを冷やしつけ麺に仕立てていただいた。

 一般に辛さは熱ければ熱いほど強くなるのだが、こちらは冷やしてもなお激辛であったが、夏向きのスッキリした辛さになった。

 ☆おおやま・そくせきさい インスタント麺愛好家。カップ麺、袋麺、ラーメン、焼きそば、うどん、そば、まぜそばから海外製品まで、年間600食の即席麺を食べる。1995年、「TVチャンピオン インスタント麺通選手権」優勝。「マツコの知らない世界」出演。ツイッターは【@Sokusekisai】。

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