ミシュランガイド東京2020発表「美食都市として世界をリード」

2019年11月26日 18時53分

 星の数による店の格付けで知られる「ミシュランガイド東京 2020」の発表記者会見が26日、都内で行われた。

 会見で発表されたのは最高ランクの三つ星の飲食店11軒、二つ星48軒、一つ星167軒で、うち新規掲載は19軒。昨年は二つ星だった港区の日本料理店「かどわき」が新たに三つ星店として評価された。

 日本ミシュランタイヤのポール・ペリニオ社長は「世界で最も多くの星つき評価の店が掲載された都市を維持している。今年も多くの新規掲載店があり、東京の変化の速さ、競争力の高さが表れている」と評価。「良質の素材、いいシェフが集まる東京は美食都市として世界をリードするだろう。この地に住む方だけではなく、2020年にさらに増えると予想される旅行者の方にも、このガイドブックを通してさらに素晴らしい体験になればと思う」と語った。

 また2008年版から三つ星の評価を得てきた中央区のすし屋「すきやばし次郎本店」は、今回は一般客の予約ができなくなったことを理由に評価の対象外となり、ガイドから消えた。同じく、2010年版から三つ星の港区のすし屋「鮨 さいとう」も対象外となった。これについて、同社のミシュランガイド事業部事業開発担当の伊東孝泰氏は「読者が自由に予約できる店を対象としているから」と説明した。

 今回、ガイドブックに掲載された飲食店、レストラン総数は464軒。39種類の幅広い料理カテゴリーの中から掲載された。

 価格以上の満足感が得られる料理への「ビブグルマン」という評価では、大田区の居酒屋「和食や 太いち」、新宿区のおでん「田のじ」、同区カレー「スパイシーカレー魯珈」などが新しく掲載された。

 会見後に行われた、ガイドブックの出版記念パーティーに出席した「スパイシーカレー魯珈」の齋藤絵理氏は「カレー店を営んでいて、まさかミシュランさんにお呼びいただけるとは、夢にも思っていなかった。台湾の料理を融合させたお料理をひと皿に盛りつけた唯一無二のお料理。カレーのジャンルでは新しいお料理を作れたと思う」と喜びを語った。