【ドバイ国際競走】海外競馬通が断言! シーマCとターフで「あるぞ!日本馬上位独占」

2018年03月29日 21時31分

ターフに出走するヴィブロス

【TPC秋山響の海外競馬解析】ドバイワールドCを頂点に5つのGIを含む8つの重賞(ほかにアラブのGIも1つ)を行う「ドバイワールドカップデー」(メイダン競馬場)が31日に迫った。

 今年は日本からダービー馬レイデオロを含む史上最多の14頭が参戦予定。日本馬による3年連続となる勝利の可能性は十分にあるが、中でも最も近いのはドバイシーマクラシック(芝2410メートル)。前出レイデオロ、香港ヴァーズと宝塚記念勝ち馬のサトノクラウン、エリザベス女王杯馬モズカッチャンのGIトリオが参戦。いずれも勝利を狙える力がある。

 日本勢にとって手ごわいのは、昨年のGI凱旋門賞2着馬クロスオブスターズ。6日の前走(一般戦)は2着も、勝ったのは同じファーブル厩舎舎のGI・BCターフ勝ち馬タリスマニックで、叩き台モード。日本馬が最も警戒すべき相手だ。

 ドバイターフ(芝1800メートル)もチャンス大。ここ2年の勝ち馬(リアルスティール、ヴィブロス)に加え、香港のGIクイーンエリザベスII世Cを勝ったネオリアリズム、GI秋華賞馬ディアドラ、そして昨秋のGII府中牝馬Sでヴィブロスを相手に逃げ切ったクロコスミアと布陣は強力。GI・BCマイル2着のランカスターボンバー、昨年のGI英ダービー5着のベンバトルあたりが外国勢の中心というメンバーだけに、日本馬の上位独占まで考えられる。

 一方、ダートのドバイワールドC(ダート2000メートル)と、ゴールデンシャヒーン(ダート1200メートル)は苦しい。ドバイワールドCはアロゲートというずばぬけた存在がいた昨年ほど絶対ムードではないが、それでもGIトラヴァーズSを勝って昨年の米最優秀3歳牡馬に選ばれたウエストコースト、同じくGI・BCディスタフに勝って米最優秀ダート古牝馬に輝いたフォーエバーアンブライドルド、それにGIトラヴァーズS・2着のガンナヴェラなどダート王国米国勢は今年も粒揃い。アウォーディーにとっては高い壁になる。

 ドバイゴールデンシャヒーンも、GI・BCスプリントの覇者で米最優秀牡馬スプリンターのロイエイチ、昨年の覇者マインドユアビスケッツ、そして一昨年の2着馬エックスワイジェットと米国勢が超強力。1000万、1600万を逃げ切って勢いのあるマテラスカイだが、さすがにこのメンバーでは苦しい戦いを強いられそうだ。

 そのほかタイキフェルヴールとルッジェーロが出走するGII・UAEダービー(ダート1900メートル)はチャンスあり。マイルのGIII・UAE2000ギニーを制したゴールドタウンは強いが、300メートルの距離延長は未知数。昨年のGI・BCジュヴェナイルターフ勝ちのメンデルスゾーンも初ダート。付け入る隙はある。

 アキトクレッセント、アディラートが走るGIIゴドルフィンマイル(ダート1600メートル)は、米国のGIシガーマイルHの勝ち馬シャープアステカが回避し、一気に混戦に。全6勝が1400メートルのアキトクレッセントは距離延長、アディラートはスタートがポイントだが、メンバーから上位食い込みがあって不思議ない。