【仏GⅠヴェルメイユ賞】スノーフォールが2着に敗れる波乱 デットーリ「後ろから行き過ぎたかも」

2021年09月12日 23時33分

スノーフォールはデットーリとのコンビで英オークスを圧勝したが…(ロイター)

 12日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われたGⅠヴェルメイユ賞(2400メートル)に出走したディープインパクト産駒のスノーフォール(牝3、A・オブライエン)が、圧倒的な1番人気の支持に応えられず、2着に敗れる波乱が起きた。勝ったのはO・ペリエが騎乗したティオナ(牝3、R・ヴェリアン)。断然の主役と目されていたスノーフォールの敗戦により、今年の凱旋門賞は一転して混戦ムードとなっている。

 英オークス以来、2度目のタッグ結成になったL・デットーリを背にゲートイン。7頭立ての5番手からレースを進めたスノーフォールだが、直線に入った段階でもギアが上がりきらず、近走で見せたような爆発力を魅せられない。一方、2番手から上手にレースを運んだティオナはスローペースの恩恵を受け、余力を十分に残した状態での追い出し。最後は地力で迫ったものの、2着まで押し上げるのが精いっぱいだった。

「少し後ろから行き過ぎたかもしれない」とデットーリは展開を敗因としたが、今年の凱旋門賞は近年でも屈指のハイレベルメンバー。一方、今年のヴェルメイユ賞はスノーフォール以外に注目馬を見つけられない状況だった。大きく評価を落とすこともありそうだ。父ディープインパクトの悲願を果たすはずだったスノーフォール。この敗戦を糧にし、巻き返してくることを期待したい。

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