【キーンランド11月セール】コントレイルの叔母チェロキーメイデン 日本人が購買

2020年11月19日 16時30分

【TPC秋山響の海外競馬解析】米国ではブリーダーズカップが終わると、すぐさまセールモードに突入する。今年もブリーダーズカップ翌日の8日にはファシグティプトン11月セール、9日から18日にかけてはキーンランド11月セールが開催されている。

 まず、ファシグティプトン11月セールを振り返ると、何といっても強烈だったのは、この前日にBCディスタフを制して7つ目のGⅠ勝ちを収めたばかりのモノモイガール(牝5=父タピザー)が同セール史上3番目の高値となる950万ドル(約10億円)で売却されたこと。

 購買したのは、前日のGⅠ・BCクラシックをオーセンティックで制したばかりのスペンドスリフトファーム(オーナーは貸倉庫業のパブリックストレージ社を立ち上げて大成功したW・ヒューズ氏)で、この日はモノモイガールを含む12頭を計2503万ドル(約26億円)で購買する大攻勢となった。

 キーンランド11月セールで注目したいのは、3冠馬コントレイルの叔母にあたるチェロキーメイデン(牝3=父ディストーティドヒューマー)が、代理人を通して日本のグランド牧場に185万ドル(約1億9000万円)で購買されたことだ。この馬は1勝馬だが、この牝系は今、非常に勢いがある。コントレイルだけでなく、今年のGⅠ・BCジュベナイルをチェロキーメイデンの母の妹の産駒エッセンシャルクオリティが制しているのだ。繁殖牝馬としての大成を期待したい。