【凱旋門賞】ソットサスのルジェ調教師がレース前、C・デムーロに語っていた〝ひと言〟

2020年10月07日 15時47分

 4日に行われた仏GⅠ凱旋門賞で、史上初となる3勝目を狙った女王エネイブルは6着。デットーリ騎手を背に4、5番手を進んだが、直線で伸びを欠いた。

 敗因は不良馬場、スローペース、6歳を迎えてのメンタル・フィジカル面の変化などが考えられるが、「That’s life」(それが人生さ、仕方がないよ)とのゴスデン調教師の言葉が印象的。凱旋門賞を2度勝つこと自体が奇跡に近い偉業であり、それを達成してなお、さらに挑戦を続けた陣営に敬意を表したい。

 勝ったソットサスについては、今年はGⅠガネー賞こそ制したものの、前走のGⅠアイリッシュチャンピオンSは4着。そのほか別定のGⅡやGⅢでもより重い斤量を背負わされたこともあって勝ち切れず、昨年の仏ダービー馬として期待されるような成績を残してきたわけではなかったが、3着だった昨年の凱旋門賞直後から最大目標と公言していたここで大仕事を見事にやってのけた。

 おそらくスローペースを見越したのだろう。いつもは中団のやや後ろでレースを進める傾向にあったソットサスを先行させたC・デムーロ騎手の手綱も光ったが、しっかりと大一番でピークに持ってきたJC・ルジェ調教師の手腕もまた見事。ちなみに、これまで主戦を務めてきた、同じルジェ厩舎のラービアー(今回5着)との間でどちらに乗るか迷っていたC・デムーロ騎手にソットサスに乗るように勧めたのは、ルジェ調教師だったそうだ。