【海外競馬】昏睡状態だったミナリク騎手 意識が戻りリハビリへ

2020年08月24日 17時28分

フィリップ・ミナリク騎手

 7月3日にドイツのマンハイム競馬場で落馬し、昏睡状態だったフィリップ・ミナリク騎手(45=チェコ出身)の意識が戻り、リハビリ治療に専念していることが分かった。親日家として知られる同騎手は2018年から3年連続でJRA短期免許を取得し、今年1月にも来日していた。

 ドイツの競馬情報サイト「ギャロップ・オンライン」は先週、ハノーバーの病院で入院中だったミナリクが集中治療室を出て、コロンにあるリハビリ専門クリニックに移ったと報じた。

 同サイトは妻カーチャさんの話としてミナリクは意識が戻った後にさまざまな検査を受け、「今後はリハビリに忍耐強く取り組むことになる」と明かした。どの程度、回復しているかなど詳しい状態は明かされていない。

 カーチャさんは同サイトに声明を出し、これまで支援してくれた競馬関係者やすべての人たちに感謝の気持ちを伝えた。

 ミナリクは7月3日、ドイツ西部のマンハイム競馬場で落馬。意識不明のまま近くのマンハイム大学病院に搬送され、麻酔処置を受けて足首の手術を受けた。術後も意識は戻らず、同21日に転院したハノーバーの病院で数時間にわたる手術が行われた。

 事故後にはミナリクと親しいランフランコ・デットーリ騎手やウンベルト・リスポリ騎手などが中心になり、医療費などを支援するための基金を立ち上げ、日本人を含む競馬関係者やファンら多くの支援者が募金に参加した。