【英GIエクリプスS】ディアドラに立ちはだかる3つの巨大な壁

2020年07月01日 16時40分

【TPC秋山響の海外競馬解析】英国に長期滞在中のディアドラ(牝6=父ハービンジャー・橋田)が出走を予定する英GⅠエクリプスS(サンダウン競馬場=芝9ハロン209ヤード)が5日に迫った。

 エクリプスSは1886年に当時の世界最高賞金レースとして創設された歴史のあるGⅠ。これまでミルリーフ、ブリガディアジェラード、ダンシングブレーヴ、ジャイアンツコーズウェイ、シーザスターズといった名馬が制してきた。

 今年は新型コロナウイルスの影響でGⅠ英ダービーが約1か月遅れの7月4日に延期となったことで、本来この日に組まれていたエクリプスSはバッティングを避けるため1日遅れの開催に。年齢条件も3歳以上から4歳以上に変更。3歳馬と古馬の力関係を測る最初の大レースという意味合いは失われた。

 ただ、古馬同士の争いになったとはいえ、今年もレースレベルは非常に高いものになりそう。
 まずは別格の存在とも言える、仏GⅠ凱旋門賞を連覇(17、18年)し、昨年のこのレースを制したエネイブル(牝6=父ナサニエル、英J・ゴスデン厩舎)。これに加えて、昨年の独GⅠバーデン大賞を14馬身差で大勝し、前走の英GⅠコロネーションCをコースレコードで勝ったガイヤース(牡5=父ドバウィ、英C・アップルビー厩舎)、それに昨年の英GⅠインターナショナルSの勝ち馬ジャパン(牡4=父ガリレオ、愛A・オブライエン厩舎)もエントリーしている。

 ディアドラにとっては厄介な相手が揃ったと言えるが、それだけに勝った時の評価も上がるというもの。発走は日本時間5日23時35分の予定(JRA馬券発売あり)。レースを楽しみに待ちたい。