アーモンドアイにコロナの試練直面 椎本助手ら関係者が出国認められず

2020年03月19日 16時40分

16日に行われた国内最終追いを無事消化したアーモンドアイだったが…

 UAE(アラブ首長国連邦)は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために19日以降の日本を含むビザ免除対象国のパスポート保持者に対して新規入国査証の発給を停止した。これによって、28日に行われるドバイ国際競走(メイダン競馬場)に出走するアーモンドアイ(ドバイターフ)をはじめとする多くの関係者がドバイ入りできない事態となった。

 主催国であるUAEに向け、18日夜には関西国際空港から日本馬15頭(地方馬を含む)が無事に出国できた一方、成田国際空港ではアーモンドアイの調教担当の椎本助手や、ウインブライトを担当する野木厩務員ら複数の関係者が出国を認められない事態に陥った。

 19日朝、取材に応じたアーモンドアイの国枝調教師は「現地には先に担当者(持ち乗り助手)が着いているし、調教に関して最低限のことは問題ないと思う。ドバイレーシングは来てほしいと言っているが、(国としての)UAEからの許可が下りない状況なんだ。先行きは依然不透明だね」と話した。この状況が続けば国枝師自身もドバイ入りが難しく、最悪の場合は調教師不在でレースが行われる可能性も。

 また、検疫上の問題からウインブライト(ドバイターフ出走)や、グローリーヴェイズ(ドバイシーマC出走)など日本馬5頭に騎乗予定だった香港所属のJ・モレイラ(36=ブラジル)が参戦を断念。前者はO・マーフィー、後者はルメールとのコンビが決まった。グローリーヴェイズの尾関調教師は「ルメールはすでにドバイ入りしたと聞きました。現状では何とも言いようがありませんが、ジョッキーの選択に関しては他の候補もいた中でオーナーサイドと相談して決めました」。ウインブライトの畠山調教師は「(入国の)特例が認められる可能性があるかどうかですが、仮に人が現地に行けなくてもレースは行われてほしいですね」。

 なお、アーモンドアイをはじめとする日本馬は19日にドバイ国際空港に到着している。