【香港国際競走・日本馬4日の動き詳報】ディアドラ マーフィーと息ピッタリ

2019年12月05日 12時55分

マーフィーを背に本馬場を快走した“世界のディアドラ”

【香港シャティン競馬場】日本馬9頭のうち、グローリーヴェイズとペルシアンナイトを除いた7頭が4日に最終追い切りを行った。

 香港ヴァーズに出走するディアドラは香港ジョッキークラブのHPでも“5COUNTRIES’8FLIGHT”(=5か国、8航空便)と銘打って昨年の香港カップ(2着)から始まった“世界ツアー”を紹介するほどの注目ぶり。この日はマーフィーを背に芝単走で6ハロン84・9―2ハロン22・5秒をマークした。

「前にも後ろにも馬がいて少しかかったけど、スピードに乗ってからは、いい動き。この後カイバをしっかり食べて、水をよく飲んでくれれば大丈夫」とマーフィー。

 最後は英ナッソーS制覇から4戦連続騎乗になることに引っかけ、「僕の国の馬になった」と表現するほどの信頼を口にした。

 世界を股にかけ、さらには来年も現役続行が決まっているディアドラが、今年の締めくくりでどんな走りを見せるのか、大いに注目したい。

 同じく香港ヴァーズ組のラッキーライラックも芝で6ハロン78・5―21・5秒。「状態はいいし、芝も適度に弾力があって走りやすそう」と丸内助手は好感触だ。

 香港マイルのインディチャンプにはレーンが初コンタクト。芝6ハロン84・5―22・6秒の快走に、「馬体はできているし、コンディションもいい。インディチャンプに騎乗できることをうれしく思う」と上機嫌。生野助手も「到着してすぐはイレ込みがひどかったけど、2日たってからはカイバもしっかり食べている。馬体もしぼんでいない」と順調な調整ぶりを強調。春秋マイルGIを制し、初めて世界の舞台へ。日本マイラーのレベルの高さを証明したい。

 前日の調教でも、あり余る元気を見せていたノームコアは芝で4ハロン51・3―21・3秒。「動きは良かったし、環境にも慣れてきた」と萩原調教師。その後はパドックをスクーリングした。その他の香港マイル組はアドマイヤマーズが芝6ハロン79・0―22・1秒。

 香港カップのウインブライトは芝4ハロン47・5―22・0秒を計時し、「いい追い切りができた」と松岡の頬が緩んだ。アーモンドアイの回避で混沌とする中、3頭を送り出す地元香港のロー調教師は「一番チャンスがあるのはフローレ。いい経験を積んで、力をつけてきた」。この馬がウインブライトの最大のライバルになりそうだ。

 香港スプリントのダノンスマッシュは芝6ハロン82・2―22・4秒。こちらも調整は順調だ。