【海外競馬】英女性騎手ホリー・ドイル 年間最多勝記録更新なるか

2019年11月28日 21時30分

【TPC秋山響の海外競馬解析】日本では今年、藤田菜七子騎手が大活躍を見せているが、英国でも女性騎手ホリー・ドイルが21日にチェルムズフォード競馬場で行われた未勝利戦をザパーフェクトクラウンで勝利、年間100勝を達成した。女性としてはヘイリー・ターナー騎手(2008年)、ジョセフィン・ゴードン騎手(17年)に続く英国競馬史上3人目となる快挙だ。

 ドイル騎手は1996年10月11日生まれの23歳。父も母も騎手だったこともあり早くから馬に親しみ、9歳からポニー競馬で騎乗。プロ騎手になるために腕を磨いた。

 初勝利は13年5月。最初の3年間は合計で6勝にとどまったが、16年に33勝を挙げて上昇気流に乗ると、17年には落馬で鎖骨を骨折するけががあったもののリステッドレースを含む59勝を記録した。

 初めてフルシーズンを見習いの減量特典なしで過ごした18年もその勢いは止まらず、世界から名手がアスコット競馬場に集うシャーガーCの一戦であるシャーガーCダッシュを制すなど54勝をマーク。そして迎えた今年は前2年を大きく上回る勝率約14%で順調に勝ち星を伸ばして大台に乗せた。

 シーズン終了まではまだ1か月以上ある。ゴードン騎手が持つ女性騎手による英国年間最多勝記録(106勝)の更新にも期待がかかる。