【凱旋門賞】急きょ参戦の武豊が独占激白「ソフトライトは良さそうな雰囲気」

2019年10月02日 16時33分

2006年にはディープインパクトで挑戦した武豊(右=3位入線後、失格)

【凱旋門賞(6日=パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)】競馬界のレジェンド武豊(50=栗東)が地元フランスの3歳馬ソフトライト(牡・ロジェ厩舎)で、仏GI凱旋門賞に騎乗することが1日に急きょ決定した。当初はA・オブライエン厩舎のブルーム(牡3)で参戦予定だったが、体調が整わずに回避し騎乗馬がなくなっていた。これにより凱旋門賞当日は4つのGIに騎乗。10・6は“世界のユタカ”を改めて痛感する1日になるのか? すべてのレースに対する手応えを武豊騎手に聞いた。

 ――凱旋門賞を含む4つのGIに騎乗することになりました

 武豊:それもすべて海外の馬(笑い)。依頼を頂いたことに対し、本当に感謝してます。

 ――ブルームの回避で騎乗予定がなくなったはずが、突然のオファーで参戦することになった凱旋門賞について

 武豊:凱旋門賞当日にロジェ厩舎の馬に乗るので、その流れではあるんだろうけど、これまで乗ったことのないオーナーの馬。率直にうれしい。

 ――騎乗するソフトライトの印象は

 武豊:火曜のドーヴィルの調教でヘルタースケルター(同日のGIジャンリュックラガルデール賞に出走)に乗ったんだけど、併せた相手がソフトライトだった。ヘルタースケルターが少し難しいタイプなのに対し、ソフトライトは乗りにくい馬ではないということで、自分はヘルタースケルターに乗ったんだけどね。確かに横で見ていても良さそうな雰囲気だったよ。前走も悪くない競馬をしているみたいだね。

 ――追加登録料を払っての参戦

 武豊:登録料は1400万円(12万ユーロ)くらい? 何着ならいいの?

 ――4着ならプラスの感じですかね

 武豊:それは大変だな(苦笑)。さすがに凱旋門賞だし、これまでの実績を比較してしまったら厳しいけど、頑張って騎乗したい。

 ――オペラ賞ではコムに騎乗する

 武豊:これも今週の調教に乗った。動かないタイプと聞いていたけど、そんな感じはしなかったな。成績も悪くないし、チャンスはあると思っている。

 ――「ユタカ好感触」の見出しをつけていい?

 武豊:いいよ。東スポなら「ユタカ勝てる」くらいまでやってもいいよ(笑い)。

 ――先ほど馬名が挙がったヘルタースケルターについて

 武豊:難しいのは難しいんだろうけど、そこまで難しいという感じではなかったね。(騎乗していた)スミヨンにも聞いてみたけど、前々走はひどかったが、前走はそうでもなかったって。

 ――4頭の騎乗馬で最も縁のある血統はマルセルブーサック賞に出走するサヴァラン。この馬については

 武豊:もちろん、出走したすべてのレースをチェックしているし、騎乗することを楽しみにしてきた。これまでの兄弟はどれも行きたがるという共通点があるんだけど、この馬は少し違う印象を持っているんだよね。前走にしても抜かれそうなところから、もうひと脚を使っていたから。

 ――ディープインパクトの産駒。特別な思いがあるのでは

 武豊:凱旋門賞の日にディープインパクトの産駒でGIに出るというだけで特別。しかも、今年はディープインパクトが他界した年なので、余計に強く思う。何とかしたいよね。

★武豊騎手の凱旋門賞当日の騎乗予定★1R「マルセルブーサック賞」(21時15分発走)サヴァラン(牝2、A・ファーブル厩舎)、2Rジャンリュックラガルデール賞」(21時50分発走)ヘルタースケルター (牡2、JC・ルジェ厩舎)、4R「凱旋門賞」23時5分発走)ソフトライト(牡3、同)、5R「オペラ賞」23時55分発走)コム(牝3、同)=発走時刻は日本時間、すべてGI