【ジョッキーズ女子W杯】世界女王・菜七子 次の野望は重賞制覇&米GI参戦

2019年07月01日 21時33分

海外初Vとなった2戦目。レース後には笑顔がはじけた(撮影・平松さとし)

 30日にスウェーデンのブローパーク競馬場で開催された国際女性騎手招待競走「ウィメンジョッキーズワールドカップ」に日本代表として出場した藤田菜七子(21)が、海外初勝利&最終レースでのミラクルVで逆転総合優勝を飾った(5戦2勝2着1回)。

 世界一の女性騎手となった菜七子にとって、次なる目標は自身初の重賞制覇だ。2月のフェブラリーSで5着したコパノキッキングとのコンビで、8月12日に盛岡で行われる交流GIIIクラスターC(ダート1200メートル)へ挑む。4月の東京スプリントでは1馬身差の2着と、重賞制覇へあと一歩のところまで迫っている。同馬は現在、放牧中だが、来週中に函館競馬場に入厩する模様で「何とかこの馬で(菜七子に)重賞を勝たせたいと考えています」と管理する村山調教師も菜七子の重賞初制覇を全面的にバックアップする構えだ。

 さらにこのレースの結果次第では、11月2日に行われる米GIブリーダーズCスプリント(サンタアニタパーク競馬場)への参戦の可能性も出てくる。すでにオーナーサイドから同レースへの登録の手続きを行うことが発表されている。米西海岸で最も長い歴史を持つサンタアニタパーク競馬場で行われる競馬の祭典に参加することになれば、再び世界で注目を浴びることになりそうだ。

 総合優勝後に次の目標を聞かれ「帰国してからの1勝です」と答えた菜七子。重賞初制覇、そしてJRA女性騎手による初の米GI参戦など今後の菜七子に目が離せない。