【香港チャンピオンズデー】クイーンエリザベスII世C出走ディアドラ武豊「日本人ジョッキーの意地見せたい」

2019年04月25日 16時30分

ディアドラは名手を背に快走。追い切り後の武豊からは笑みがこぼれた

【香港・シャティン発】日本馬は24日、出走全4頭が最終追い切りを行った。中でも気配の良さが目立っていたのは、クイーンエリザベスII世C(芝2000メートル)に出走する牝馬2頭だ。

 昨年暮れの香港C・2着リベンジを狙うディアドラは、武豊が騎乗して芝で単走。初コンタクトとなる人馬はお互いの呼吸を確かめるように、ゆったりとしたペースで流れに乗り、直線で一気に脚を解放した。男勝りの豪快なフットワークでマークした時計はラスト2ハロン20・9秒(4ハロン46・5秒)。実戦並みの数字を余力十分に叩き出し、絶好の仕上がりをアピールした。

 引き揚げてきた武豊は「初めて乗せていただきましたが、非常に乗りやすい馬だな、と。動きは良かったし、追い切り後の息遣いもね。こういうチャンスを頂けてワクワクしてるし、日本人ジョッキーとしても意地を見せたい」。

 リスグラシューも馬場に出てきた瞬間に、状態の良さが伝わってきた。輸送に課題のある馬が馬体を細く見せないのは何よりの強調材料。芝半マイルからの行きだしで鞍上の手は最後まで動かなかったが、走りには数字(4ハロン48・0―21・4秒)以上の躍動感があった。香港ヴァーズ2着の雪辱へ、こちらも態勢は着々と整いつつある。

 矢作調教師は「暮れとは見た目が全然違う。ヴァーズの時は2歳のリスグラシューを見ているようだったけど、今回のシルエットには非常に満足している」と納得の表情。動きについても「良かった。思ったほど気が入っていない感じはあったが、そこは今後の微調整で。うまくサジ加減をして、ベストの状態に持っていきたい」と腕をぶした。

 ウインブライトも芝で単走。ゴール前で軽く仕掛けられるとスッと反応して、6ハロン76・5―21・7秒と上々の動きを見せた。

 騎乗した松岡は「いい雰囲気できています。あとは暑さがどうかですね」と30度近い現地の気温をポイントに挙げた。

 チェアマンズスプリントプライズ(芝1200メートル)のナックビーナスは芝で単走。最後まで余力残しの内容で、4ハロン54・6―24・0秒をマークした。

【JRAが馬券発売】香港チャンピオンズデーに行われるクイーンエリザベスII世C(8R)とチェアマンズスプリントプライズ(6R)の馬券発売は、インターネット投票はレース当日の午前7時から。締め切りは発走予定時刻4分前(枠連発売なし)。UMACA投票(キャッシュレス)は導入されている福島、東京、中京、京都、阪神の各競馬場、新白河、銀座、難波、神戸(A館)の各ウインズの計9事業所(発売時間等、詳細はJRAホームページでご確認ください)。