【GI仏ダービー】スタディオブマン優勝 ディープ産駒が日仏ダービー制覇の快挙

2018年06月04日 11時30分

 3日、フランス・シャンティイ競馬場で行われたGI仏ダービー(ジョッケクルブ賞、芝2100メートル、16頭)でディープインパクト産駒のスタディオブマン(牡3、仏・バリー)が勝利。フランス3歳馬の頂点に立つとともに、日本ダービーを制したワグネリアンとディープインパクト産駒による日仏ダービー制覇の快挙を成し遂げた。

 前日の2日に行われた英ダービーでは1番人気に支持されたディープインパクト産駒のサクソンウォリアーが4着に敗退。英3冠、日英仏ダービー制覇の夢がついえてしまったが、スタディオブマンが意地を見せた。

 同馬は前哨戦のグレフィール賞を勝利。レースでは仏2000ギニー覇者のオルメドに次ぐ2番人気だったが、道中は中団を進み、直線では馬場の真ん中を抜け出して先頭に立つとそのまましぶとく押し切った。

 まさに、父ディープインパクトの名誉を回復させる勝利だっただろう。ディープは2006年の仏GI凱旋門賞(ロンシャン競馬場、芝2400メートル)に出走し3着に入線したがレース後、馬体から禁止薬物のイプラトロピウムが検出され、失格となってしまった。ディープの競走生活において唯一の失点といえたが、息子が同じフランスのダービーを制したことで日本のファンも留飲を下げる思いだ。

 スタディオブマンは母がセカンドハピネスで祖母はGI・10勝のミエスク。主催者のフランスギャロも「06年の凱旋門賞に挑んだディープインパクトの子。(勝利の)可能性は十分」と評価していた。日本でも圧倒的な強さを見せているディープインパクト産駒だが、この先海外でも快挙の報が続々と届けられるに違いない。