【東京大賞典=赤城真理子記者の予想】ゴールドドリーム 陣営も「叩いた2回目の方が走るかも…」と期待

2019年12月27日 12時00分

今年のかしわ記念では連覇を飾ったゴールドドリーム。地方の馬場はお手のものだ

【東京大賞典(29日=日曜、大井ダート2000メートル)赤城真理子記者の「転生したらトレセン記者」】ゴールドドリームのチャンピオンズC・2着敗戦にショック死寸前だった私。すると平田調教師が「敗因はハッキリしている。オトちゃん(音無調教師)にお昼ご飯をおごってもらっちゃったからや」と謎のボヤキをかましてきました。

 それって一体、どういうこと?

「いやな、南部杯のとき(サンライズノヴァの3着)もチャンピオンズC(こちらはクリソベリルの2着)もオトちゃんにカレーうどんをおごってもらったんや。どっちもレース前やで。その時点で俺の負けやないか」

 なるほど。“おごりおごられ”で2人に上下関係ができてしまい、先着を許してしまった、そういうわけですね…って、そんなわけあるかーい!!

 もちろん、それは冗談(半分、本気っぽかったですが)として、前走は単純に「クリソベリルが強かった」という平田調教師。そ、そんな…。だとすると、ゴールドドリームの力負け。それだけってことですか?

「それだけやな。完敗やわ…な~んてな!! クリソベリルはロスのない内々を回ってきたし、斤量だってドリームが2キロも重かったやんか」

 それを聞いて安心しました。ゴールドドリームに関してはいつも自信満々の平田先生が純粋に負けを認めたなんて、私も思いたくありませんからね!!

 こうなったら徹底的に裏を取らねば。ゴールドドリームといえば、このお方。木下厩務員にお話を聞いてきました。

 こちらも似たような見解で「クリソベリルは強いですよ。でも、僕は正直、負けた時こそゴールドドリームの強さを感じるんです。今回もそう。負けてなお強し、それがゴールドドリームっていう馬だと思います」。

 しかも、チャンピオンズCの後はますます良くなっていて「どんなレースを見せてくれるんだろう。すごくワクワクしています」というから驚きです。

「レース後はいつも獣医さんに診せるんですが、『走る前より元気になってますね』って言われるんです。それ、今までずっとですよ。大事に使われてきたことが良かったんだと思いますが、その分、最近は在厩のまま叩き2走目を迎えることがなかった。もしかしたら、叩いた2回目の方が走るかも…という期待。今回はそれを証明するチャンスなんです」

 状態の良さに太鼓判を押すのは木下厩務員だけではなく、厩舎の調教を手伝う藤懸騎手も「今のゴールドドリームは本当にすごい。毛ヅヤがピカピカで、筋肉がパンとしてて…。なんか銅像みたいですね」と感動していたとか。

 あ、銅像みたいっていうのは見た目の美しさの話で、本当に銅像になってもらっちゃ困りますけどね。

 ここまで書いたらバレバレでしょう。馬券はもちろん単勝をゴッソリです(チャンピオンズCの分をぜ~んぶ取り返します!!)。でも、もし1倍台のオッズになっちゃったら、2桁万円が必要ですよね? さすがに私には無理。大井ではもともとの強さに加えチートモードに入るオメガを2着に固定して、3連単を買おうかなあと思っています。相手は3点まで。これで年越しの過ごし方が決まるんです! 家のコタツでゴディバでも食べながらまったり過ごせるのか、ココアパウダーをチョコ代わりに泣き暮らすハメになるのか…。

 ゴールドドリームの雄姿を見られるのもあとわずか(もしかしたら最後かも?)。種牡馬になるのは「やっぱりもう一度勝ってから…ですね!!」と木下厩務員と確認し合った私。あとは当日、平田調教師がライバルの調教師さんにご飯をおごりさえすれば、もう怖いものはありませんよ!!

◎ゴールドドリーム
○オメガパフューム
▲ケイティブレイブ
△ロードゴラッソ
△アポロテネシー

☆プロフィル=あかぎ・まりこ 鹿児島県生まれ、大阪府在住。20代独身。昨年の春から引きこもりを脱すべく、栗東トレセン競馬取材班に突如、加わる。女性らしさをアピールすることもなく、地味な取材スタイルを通し、現在に至る。

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