【東京大賞典=松島記者の予想】2019年の掉尾を飾るのは“ダート界のチャンピオン”ゴールドドリーム

2019年12月26日 12時02分

坂路での調教も充実一途のゴールドドリーム(25日・栗東)

【東京大賞典(29日=日曜、大井ダート2000メートル)松島記者の「血が騒ぐ◎」】ゴールドドリーム――。

 チャンピオンが2019年の掉尾を飾る。17年フェブラリーSで初のGIタイトルをゲット。以来、ダート界のチャンピオンとして、この路線を引っ張ってきた。特に5歳になってからは安定感が格段にアップ。目下10戦連続して馬券対象になっており、その内訳は〈4・5・1・0〉。いかなるケースでも崩れないのは、まさに完成された王者と呼ぶにふさわしい。

 前走のチャンピオンズCは3歳馬クリソベリルに屈したが、力の衰えはない。そもそもファミリーは晩成で、底力にも優れている。5代母スペシャル→4代母ナンバーと続くラインはサドラーズウェルズ、フェアリーキングの兄弟、ヌレイエフ、エルコンドルパサー、ジェイドロバリー、サッチらと同じ。これらはいずれもサイアーとして大成功を収めている。Sウェルズ、ヌレイエフが現代の競馬に多大な影響を及ぼしているのは周知の通りだ。

 ゴールドはゴールドアリュール産駒で、その母の父はヌレイエフ。つまり、本馬はこの牝系の効果的なインブリードを保持しているのだ。このあたりはエルコンドルパサーと共通するものがある。となれば、種牡馬としても前途は洋々。東京大賞典を含めて6つのビッグタイトルを手土産にスタリオン入りだ。(血統特捜班)

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