【共同通信杯】ゴーフォザサミット 古馬準オープンに比肩する能力でクラシックに名乗り

2018年02月09日 21時01分

ほえるゴーフォザサミット

【共同通信杯(日曜=11日、東京芝1800メートル)新バージョンアップ作戦】3日間競馬の“中日”、東京競馬場ではGIII「共同通信杯」が行われる。4・15皐月賞、5・27日本ダービーを狙う好素材が揃った中で、新VU作戦の明石尚典記者が狙うのは連勝中のゴーフォザサミット。古馬準オープンに比肩する能力の持ち主が頂点(クラシック)を目指して進軍する。

 今年の3冠路線で主役を担うと目されているのはおなじみのディープインパクト産駒。2歳王者ダノンプレミアムを筆頭に、東京スポーツ杯2歳S勝ちのワグネリアン、シクラメン賞で阪神9ハロンの2歳レコードを叩き出したオブセッション、フェアリーS快勝のプリモシーンなど、牡牝ともに豪華なラインアップだ。

 タイトルを総なめにしても不思議はないほど当たり年の予感を漂わせるDⅠ産駒だが、それに負けず劣らずの“ビンテージイヤー”となりそうなのが、現役時代にしのぎを削ったハーツクライの産駒。ホープフルSでGIタイトルをゲットした大将格タイムフライヤーに続く第2、第3の矢が満を持して登場する。

 現状、格では京都2歳Sを制したグレイルに軍配が上がるが、ヒケを取らない好素材と評価しているのが◎ゴーフォザサミット。根拠はズバリ、百日草特別のVラップにある。

 Vタイム2分00秒9は前日の古馬準オープン・ノベンバーSとピタリ一致の好時計。額面だけでも非凡な能力が伝わってくるが、その価値をさらに高めるのが2ハロンごとの分割レースラップ。百日草特別=49秒2、ノベンバーS=50秒1と4ハロン通過で1秒近い開きがありながら、そこからゴールまでは25秒台→23秒台→22秒台とほとんど変わらぬラップを刻んでいる。

 自身上がりもノベンバーSの勝ち馬ストーンウェアとピタリ一致の33秒6。2歳時に古馬準オープンと走破時計&上がりの両面で互角の数字を叩き出したのだから文句のつけようがない。世代トップクラスの争いに割って入れるだけの能力を備えた逸材。そのジャッジに誤りはない、と確信を持った根拠がこれだ。

 頂点を目指す戦いへ駒を進めるためには、さらなる賞金加算が必須。ここで3連勝を決めて、クラシック戦線の先頭グループへ肩を並べるのが至上命令だ。